アラスカ観光協会、順調な推移をアピール、冬季の更なる市場拡大を期待

  • 2007年4月13日
 アラスカ観光協会は4月12日、現地観光局やランドオペレータ、航空会社、ホテルの12企業・団体と共に東京でメディア・ラウンドテーブルを開催し、現状と今後の旅行動向の見通しを示した。アラスカ観光局によると2006年の日本人訪問者数は、日本航空(JL)のチャーター便利用客が8000人、シアトル経由が7000人、増加傾向にあるクルーズ利用者が3000人から4000人、ビジネス客が1000人から2000人で、概ね2万人程度であったという。日本からのチャーター便の本数は夏が10本、冬が16本と2005年と比べ運航本数が増加し、集客に直結した。

 チャーター便が冬季に運航本数が多い理由として、オーロラが観光素材として強い訴求力があると見ている。特に、フェアバンクスは5泊した場合のオーロラ出現率が約95%を記録し、今後、さらに特筆に価する訴求ポイントとなるという。こうした冬季の需要増を見込んだ新たな試みとして、通常冬季は週末のみ営業するアラスカ鉄道を、チャーター便利用の日本人客を対象に特別ツアーで運行することも検討しているという。

 今後、大自然を全面に打ち出し、釣りやハイキング、クルーズなどの旅の目的をアピールする。今年は夏期のJLによるチャーター便は14本に増え、ノースウェスト航空(NW)とアラスカ航空(AS)のシアトル/アンカレジ線が週9本に増便されるなど、訪問者数が伸びる要素が多いという。