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フッティルーテン、3隻を大規模改装へ、21年就航

  • 2019年9月4日

「MSオットー・スヴェルドルップ」イメージ フッティルーテンは2021年までに、保有する客船のうち3隻について大規模改装を実施する計画だ。同社にとって125年超の歴史で最大の改装計画といい、ハイブリッドシステムなど環境負荷を軽減する設備を搭載するほか、船室もすべて完全に刷新。サイエンスセンターやウェルネスエリアも新設し、プレミアムな探検船へと生まれ変わる計画という。

 対象はMSトロルフィヨルド、MSフィンマルケン、MSMSミッドナットソルの3隻で、リノベーション後はそれぞれ「MSモード」、「MSオットー・スヴェルドルップ」、「MSエイリーク・ラウデ」に改称。

 いずれも定員は530名となり、すべてのパブリックスペースでスカンジナビア産の素材を使用し、リラックスできるスタイリッシュなデザインを採用。船内には探検へ出発するためのスペースも設置し、レストランも3ヶ所を新設する。

 なお、3隻は2021年以降、ノルウェーの沿岸クルーズを運航する計画でアイテナリは今後発表するという。