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メキシコ カンクン / メキシカンカリブ沿岸にて発生している「海藻」の影響について

  • 2019年8月5日

 全世界規模で発生している夏場の「海藻」問題ですが、メキシカンカリブ沿岸にも発生しております。

 地球温暖化の影響によりエルニーニョ現象が起こり、海水温度の上昇と共に水中植物が弱くなり、海流の影響によりちぎれて海面に浮かび上がり、波と共に海岸に打ち上げられるという現象が発生しております。

 これはカンクンを含むメキシカンカリブ沿岸だけではなく、南アフリカでも発生するなど、今や世界規模での現象になりつつあります。地球温暖化の影響が海中にも発生していることになります。

この「海藻」ですが、自治体およびホテルなどの企業が回収を行ったり週末は一般ボランティアが改修のための活動を行っております。海の中にネットを張り、藻がビーチに打ち上げられる前に回収するための検討などを自治体挙げて取り組んでおります。

 なお「海藻」は海流の影響に左右されるため、全く来ない日もあり、自然の力の偉大さに驚くこともしばしば。この地域では、カンクンの前に浮かぶ島「ISLA MUJERES」の西海岸は全く影響を受けておらず、本来のカリブ海のターコーイズブル-の姿が見ることができます。

夏休みに入り、カンクンにも国内海外から多くの観光客が訪れております。例年に比べると少し少ないように感じられます。これもニュースに流れる藻の影響があると考えられます。

 この「海藻」は日により量は変わりますが、カンクンホテルゾーンや南の海浜公園等では毎日清掃が行われているため、リゾートライフには影響はありませんのでご安心ください。

情報提供:株式会社メキシコ観光日本海外ツアーオペレーター協会