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主要49社の国内旅行、18年度は1.6%減-訪日は12.9%増

  • 2019年5月19日

3月の国内旅行は微減、訪日は8.9%増

 3月単月の国内旅行の総取扱額は0.1%減の2551億5774万円。企業別の1位はJTB12社計で2.0%減の927億604万円となり、2位以下は日本旅行、KNT-CTホールディングス13社計、ANAセールス、ジャルパックが続いた。上位10社中、6社が前年を上回った。

 前年からの伸び率の1位は、取扱額が比較的少ない旅工房で352.4%増の1億7021万円、2位は日立トラベルビューローで70.4%増の19億4466万円。国内旅行を取り扱った48社のうち、前年より増加したのは23社だった。募集型企画旅行の取扱額は2.5%減の936億8646万円、取扱人数は4.9%減の34万5491人で、1人あたりの単価は2.5%増の2万7117円。

 一方、3月単月の訪日旅行の総取扱額は8.9%増の274億345万円。企業別の1位はJTB12社計で27.8%増の104億2575万円となり、2位以下はHIS、日本旅行、KNT-CTホールディングス13社計、東武トップツアーズと続いた。上位10社中6社が前年を上回った。

 前年からの伸び率の1位は、取扱額が比較的少ないヤマハトラベルサービスで3218.1%増の9473万円。2位は旅工房で152.9%増の5342万円だった。訪日旅行を取り扱った34社のうち17社が前年同月から増加した。募集型企画旅行の取扱額は12.9%減の5億2411万円、取扱人数は4.9%減の4万2256人で、1人あたりの単価は8.5%減の1万2403円。

 なお、3月の海外旅行の取扱額は3.9%減の1887億6658万円で、総取扱額は1.2%減の4713億2777万円だった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)

3月単月