春秋航空日本、国際線を積極展開、「中国系の強み」で

JALへの整備委託で運航品質が改善
次期中計期間で黒字化めざす

  • 2019年4月7日(日)

-現在、国内線を3路線と国際線を4路線運航しています。それぞれの現況について教えてください

樫原氏 樫原 国内線は成田/新千歳、広島、佐賀線を運航しており、広島と佐賀に乗り入れているLCCはIJだけだ。昨年初頭に減便していた分も、JALエンジニアリングへの整備委託後は復便することができた。新千歳については、昨年は地震の影響があり苦しい時期もあったが、今は回復してきている。広島については、競合相手の新幹線よりも安い運賃を出しており、東京発の高速バスと同程度だ。関東でもファンが増えている広島カープの応援で広島に行く需要や、関東での試合のために広島から来る需要も多い。19年に入り、3路線とも搭乗率は上昇しており、平均で80%前後になっている。

 客層については、20代と30代の若者が多く、レジャーが中心で、関東の幅広い居住地から取り込めている。以前に比べると都心から成田へのアクセスは格段に良くなった。東京と成田の第3ターミナルを結ぶLCCバスの運行など、成田国際空港会社(NAA)とも話を進めながらアクセスの利便性を高めているところだ。

 国際線は成田から天津、武漢、ハルビン、重慶に飛ばしている。中国からの訪日需要が追い風になって非常に好調で、搭乗率は90%近く、閑散期でも85%ほどを確保している。旅客の90%近くが中国発で、特に需要が高いのが天津とハルビンだ。今後は日本発の需要の開拓が課題となってくる。

-今後の路線展開についてお聞かせください

樫原 運航が安定してきたので、6機をフル活用して展開していきたい。その一貫として、今年4月下旬に新たに成田/寧波線を開設する予定だ。寧波は上海から電車で2時間ほどの距離にあり、人口800万人の大都市で、周辺部を含めると1000万人近いマーケットがある。近年では中国のIT産業の重点都市となっているため、レジャーだけでなくビジネス需要も見込めるのではないか。親会社の9Cが中部/寧波線を運航しているが、ビジネス需要は好調のようだ。上海浦東国際空港の発着枠が取りにくい状況のなか、近隣の寧波は今後、重要な空港になる。

 IJは中国路線を得意としているので、まずは国際線を優先して黒字化をめざす。その上で国内線の新たな展開を進めることになるだろう。

-親会社の9Cとはどのような棲み分けをおこなっているのでしょうか

樫原 日中間でのオープンスカイは羽田と成田を対象外としているため、IJが日本の航空会社として成田に拠点を持っていることには意味がある。一方、中国の航空会社である9Cは、オープンスカイの対象となっている関空を拠点とし、新千歳、茨城、中部、佐賀に国際線を展開する。9Cは大きな旅行会社を持っているので中国での知名度は非常に高く、選ばれる航空会社となっている。

 20年に羽田と成田の発着枠が拡大する予定になっているが、羽田については日中交渉の結論がまだ見えてこない。ただ、LCCのIJとしては、LCCネットワークの拡大を積極的に進める成田の増枠に期待しているところだ。

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