阪急交通社3社、1月取扱額、海外・国内・外国人すべて増加

  • 2019年3月17日

 阪急交通社グループの2019年1月の旅行取扱額概況で阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社の総取扱額は、前年比2.9%増の249億4072万円となった。内訳は、海外旅行が0.5%増の169億2342万円、国内旅行が8.5%増の79億6763万円、訪日外国人など外国人旅行が16.0%増の4969万円。

 主力の阪急交通社は、海外旅行が0.7%増の140億8380万円、国内旅行が8.8%増の78億3784万円、外国人旅行が39.3%増の4836万円で、合計は3.5%増の219億6999万円となった。海外旅行では台湾や香港、韓国のほかエジプトやトルコが好調であったほか、国内旅行も北海道が好調で前年比1.6倍となり、そのほか関東、北陸・甲信越、中国地方への取扱人数も好調に推移。外国人旅行は欧米・豪州市場を中心に大幅に増加した。

 阪急阪神ビジネストラベルは海外旅行が0.6%減の29億1305万円、国内旅行が9.6%減の2億1460万円、外国人旅行が83.8%減の131万円。海外はアジアと欧州への出張が好調であったものの、アジアでの需要減少を補うには至らなかった。国内旅行は団体旅行が好調であったものの、出張の取扱が減少したという。

 このほか、阪神トラベル・インターナショナルは海外旅行が1.2%増の2億5636万円、国内旅行が37.8%減の537万円であった。

※訂正案内(編集部 2019年3月18日14時30分)
訂正箇所:最終段落
誤:阪急トラベル・インターナショナル

正:阪神トラベル・インターナショナル
お詫びして訂正いたします