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ホテルベッズ、GTAのリテール部門をbedsonlineに統合

  • 2018年11月4日

 主に「Hotelbeds」と「Bedsonline」の2ブランドでホテル客室のホールセール事業を展開するホテルベッズ・グループはこのほど、2017年に買収したGTAのリテール部門をBedsonlineに統合すると発表した。GTAリテール部門の顧客は順次、技術支援などを受けながらBedsonlineの予約プラットフォームに移行する。

 Bedsonlineの取扱ホテル数は5万5000軒から、直接仕入れの9万軒を含む17万軒に拡大。そのほか2万4000件の送迎サービス、1万8000件のオプショナルツアー、14万件のレンタカー商材を取り扱うことになる。なお、GTAのホールセール部門が取り扱う商品やサービスのブランド名に変更はないという。

 ホテルベッズ・グループは16年までは世界最大規模の旅行関連企業グループであるTUIの傘下にあったが、9月にTUIが投資会社へ売却。その後は17年にオンラインBtoB流通のツーリコホリデイズと、GTAを買収している。

 GTAについては16年に親会社のクオニイを買収したスウェーデンの投資会社の決定により独立し、営業拠点を持つ各国で現地法人を設立。クオニイが団体旅行手配、GTAが個人旅行手配を手がけ、日本ではGTAジャパンが17年4月から営業を開始している。