Expedia×エフネス、協業で築いた信頼関係で市場を開拓、旅行業界のサポート役に[PR]

旅行会社に寄り添うシステム開発を継続
「Rikisha Easy REZ」もバージョンアップ

-両社のパートナーシップはいつからどのような形で始まったのですか

岡崎 2011年のRikisha Easy REZ立ち上げからのおつきあいになります。パートナーシップを結んで8年になりますが、ここまで成長できたのはEANとの良好な関係を維持し、共に販売拡大のための努力を継続できたからだと思っています。Rikisha Easy REZの契約旅行会社数は、ローンチ当初の550社から2017年は2500社にまで跳ね上がっています。

松尾 実は当社がオフラインのリテーラーと独占的にタッグを組むのは初の試みなのです。2011年当初、航空券のノーコミッション施策などによる利益率低下に悩む旅行会社様が増えていました。そこで、航空券よりマージンの高いホテル予約を提供することによって旅行会社様が安定的な収益を得るようなスキームを考えられないか検討したのが始まりです。エクスペディアにはそうしたシステムがすでにあったのですが、日本マーケットにはとても使いづらいものでした。

 そこで両社で新しいビジネスモデルを構築していったのです。今では航空券とホテルをセットにして利益を上げる仕組みは当たり前になってきましたが、そこに至る行程を一緒に歩んできましたね。


-Rikisha Easy REZは昨年リニューアルしたそうですが、具体的にはどうアップグレードしたのでしょう

岡崎 日々ご利用いただいている旅行会社様からヒアリングし、さまざまな機能の改善や追加をしました。まず多言語機能や地図機能を追加し、仮予約の状態でファイナル期間まで予約が確保されるようにしました。また通常、支払いは銀行振込か企業用クレジットカードとなりますが、後払いの決済も受け付けている点は大きな改善点ですね。

松尾 当社とのパートナーシップにより、Easy REZは豊富な在庫と魅力的な価格が評価されていると思います。しかしそれ以上に旅行会社様のユーザビリティを追求していることも選ばれる理由になっていますね。旅行会社の方々が手配する時の動きをシミュレートし、サイトの動きや帳簿類などをカスタマイズしていて、仮予約の機能を使いこなしているクライアント様も多いですよ。

岡崎 5月からは旅行会社様向けのヘルプデスクが365日24時間体制となり、より安心してお使いいただけるようになりました。これは、グループ会社である国際航空券サポートデスクとのシナジーによって実現したものです。これで、時間外や週末だから連絡は取れないという不便さはなくなりました。

松尾 EANにできないことをエフネスさんにやっていただいているという意味で、ヘルプデスクの24時間化はありがたいですね。Rikisha Easy REZはカスタマーオペレーションが格段にいいんですよ。だから価格がやや高い場合があっても、使い勝手という付加価値でRikisha Easy REZを選ぶユーザーが多いのだと思います。今回のリニューアルで売上は前年比40%増になりました。