Facebook、旅行業界向け広告で新商品、行先検討時にリーチ

  • 2018年3月15日

 Facebookはこのほど、旅行業界向けの新たな広告プロダクトとして「Trip Consideration」の提供を開始した。旅行先を検討中と見られるユーザーに、人気の高いデスティネーションや旅行プランを表示して旅の予約を促すもので、調査によればミレニアル世代の68%がFacebookから直近の旅行のアイデアを得ていたことなどを受けて開発したという。

 同社はこれまでにも、すでに旅行先を決定し、予約の可能性が高いユーザーに旅行プランなどを宣伝する「Dynamic Ads for Travel(旅行業界向けダイナミック広告)」を提供してきたが、広告主は「Trip Consideration」によって、旅行への意欲はあるが訪問先を決定していない人々にリーチし、計画プロセスの初期段階からアプローチが可能になるという。広告はFacebookに加えてInstagramでも配信できる。