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JTBが新たな訪日アプリ、ナビタイムやマイクロソフトと開発

  • 2018年2月22日

記者発表会での記念撮影(提供:JTB)  JTB、ナビタイムジャパン、日本マイクロソフトは2月22日、共同開発による新たな訪日外国人旅行者向けの無料スマートフォンアプリ「JAPAN Trip Navigator」の提供を開発した。JTBが有する3600以上の観光スポット情報、ナビタイムジャパンの移動経路情報、日本マイクロソフトのAI技術を活用したもので、幅広い国々・年齢層の旅行者をターゲットに、2020年までの目標として200万ダウンロードをめざす。

 新たなアプリでは、全国5エリアの計100通り以上の観光モデルプラン、独自の観光プランの作成機能、英語のチャットボットによるガイド機能などを提供。また、マイクロソフトが開発した画像認識機能により、利用者はアップロードした画像に関する情報を調べることができる。

使用時のスマートフォンの画面(提供:JTB)  ホテルなどの予約可能なスポットについては、JTBの訪日客向け予約サイト「JAPANiCAN.com」の予約画面に誘導。JTBはそのほか、アプリから得た旅行者の移動や嗜好などに関するデータを分析し、訪日旅行ビジネスに取り組む自治体や企業に有料で提供する考え。

 なお、現在はiOS版のみだが、3月にはAndroid版もリリースする予定。搭載機能や対応言語も順次増やす。