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エースJTB、18年度上期は3%増の3100億円へ、新ブランドでFIT強化

  • 2018年1月17日

▽全社キャンペーンは「瀬戸内・山陰」

「日本の旬」のロゴマーク  方面別では、全社キャンペーン「日本の旬」の上期(4月~9月)の対象を「瀬戸内・山陰」に設定し、広島、岡山、鳥取、島根、山口県の販売を強化。例えば山口県では「やまぐち絶景満喫バス」として、絶景スポットとして人気の高い角島大橋と長門市の元乃隅稲成神社をバスで巡るプランを用意。島根県では7月・8月限定で、閉館後の松江城天守閣の夜間特別入場プランを設定した。

 テーマパークを訪れる商品のうち、「レゴランド・ジャパンへの旅」では、引き続き「サブマリン・アドベンチャー」への優先入場プランなどを用意したほか、4月28日にグランドオープンを予定する「レゴランド・ジャパン・ホテル」について、JTBがレゴランド・ジャパン唯一の「オフィシャルトラベルパートナー」である強みを活かし、4月1日から27日までの宿泊プランを設定。同期間には閉園後にツアー参加者限定でイベントも実施する。

 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅」では、7月に開業予定のオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」で、期間限定で1名あたり宿泊料金を500名割り引く。「東京ディズニーリゾートへの旅」では宿泊施設での「携帯らくらくチェックイン」「朝食優先席」サービスを提供。「長崎ハウステンボスへの旅」では、通常は有料のアトラクションの一部を追加料金なしで楽しめ、ハウステンボス歌劇団の事前座席券を贈呈するなどの特典を提供する「エースJTB特別企画パスポート」を用意した。

 このほか、新たなJTB独自のオプショナルプランとして、北海道ではワンダーランドサッポロでの4輪バギー体験やバーベキュー、定山渓ファームでのジップラインなどが楽しめる「どさんこアドベンチャー」プランなどを用意した。東京では、はとバスと協力して「東京1964&東京2020オリンピックをめぐるTOKYOおもてなし号」プランを設定。建設中の新国立競技場や選手村、駒沢公園の東京オリンピックメモリアルギャラリーなどを巡るプランで、バスガイドが案内する。沖縄では「やんばるの神秘ヒーリングガイドツアー」として、やんばる国立公園内の大石林山をガイドとともに周るオプショナルプランを用意した。