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ジェットスターJ、上海線の運航開始、初便搭乗率9割超

  • 2017年6月5日

成田発初便の搭乗時の様子  ジェットスター・ジャパン(GK)は6月2日、成田/上海(浦東)線の運航を週4便で開始した。機材は180席のエアバスA320-200型機で、成田発には163人、上海発には166人が搭乗。搭乗率はそれぞれ90.6%、92.2%となった。日本のLCCが同路線を運航するのはこれが初めて。

 本誌の取材に応えたGK広報担当によれば、今後の3ヶ月の予約については「好調で、満席に近い便も多い」とのこと。利用者については近年の訪日旅行者の急増を受けて上海発の方が大きくなる見込みで、国内線のネットワークを活用して成田から国内各地への送客などにも注力するという。

 今後の増便については「現状ではすぐに増便することは難しいが、浦東空港の発着枠や、機材繰りなどの条件が揃えばデイリー化をめざしたい」と説明した。なお、同路線については当初は今年の1月23日に就航する予定だったが、中国政府が浦東空港の混雑を理由に新規就航に関する制限を強化したことにより、予定日までに運航認可が下りず、6月2日に延期された経緯がある。運航スケジュールは以下の通り。

▽GK、成田/浦東線運航スケジュール(17年6月2日~10月28日)
GK35 NRT 22時15分発/PVG 00時40分着※翌日(月・水・金・日)
GK36 PVG 02時05分発/NRT 06時10分着(月・火・木・土)