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日系2社、15年の国際線旅客は8.7%増、利用率は76.2%

  • 2016年2月2日

▽12月単月は旅客数6.6%増、利用率は0.3ポイント増

 12月単月の実績では、2社の旅客数の合計は6.6%増の133万1522人となった。ASKは7.9%増、RPKは8.3%増で、利用率は0.3ポイント増の73.7%となった。

 会社別で見ると、旅客数はJLが1.6%増、NHが11.7%増となった。ASKはJLが1.2%増でNHが14.3%増、RPKはJLが2.9%増でNHが13.4%増となった。利用率はJLが1.3ポイント増の74.5%、NHが0.5ポイント減の73.0%となり、JLがNHを上回った。

 方面別の旅客数は、JLはオセアニア線が15.0%増で最も伸びが大きく、次いで太平洋線が7.1%増となった。利用率はオセアニア線が9.5ポイント増の85.3%、グアム線が9.3ポイント増の同じく85.3%となり、最も高かった。そのほか、東南アジア線も4.6ポイント増の82.0%となり8割を超えた。


 NHの旅客数は北米・ホノルル線が17.2%増、アジア線が13.5%増となり、ともに2桁増となった。欧州線は12.3%減。利用率は北米・ホノルル線が0.7ポイント増の75.5%で最も多く、アジアは0.8ポイント増の74.3%、欧州線は7.3ポイント減の63.8%だった。