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日系2社、14年の国際線旅客は5.1%増、利用率は74.2%に

  • 2015年2月5日

▽12月単月は旅客数7.4%増、利用率は0.8%増

 12月のみの実績では、2社合計の旅客数は7.4%増の124万9266人と増加。ただし、ASKの8.3%増に対してRPKは9.4%増となり、利用率は0.8ポイント増の73.4%となった。

 会社別で見ると、旅客数はJLが前年とほぼ同水準だった一方、NHは16.3%増と大きく伸長。ASKもJLは1.2%増、NHは16.0%増となり、RPKもJLが1.5%増、NHが18.1%増と、いずれもNHの伸び率が高かった。利用率はJLが0.2ポイント増の73.2%、NHが1.3ポイント増の73.5%で僅差だった。

 方面別の旅客数は、JLは東南アジアとオセアニアが4.1%増で最も伸びが大きく、そのほか太平洋も2.3%増も堅調だった。利用率は東南アジアが最も高く2.0ポイント増の77.4%。グアムとオセアニアも75%を上回った。


 NHは、欧州線が36.9%増と大幅増。アジア線も15.1%増、北米・ホノルル線も12.3%増でともに2桁増となった。利用率は北米・ホノルルが74.8%で最多。アジア線は3.4ポイント増の73.5%に伸長。欧州が71.1%増だった。