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スイストラベルシステム、4種のモデルルートをアピール

  • 2015年1月11日

公式ロゴ  レイルヨーロッパによると、スイストラベルシステムは2015年1月から「Grand Train Tour of Switzerland」のプロモーションを開始した。同プロモーションは数年を費やし長期的かつ全世界規模で展開するもの。スイストラベルシステムが中心となり、世界各国のスイス政府観光局やスイスの公共交通機関各社とともに、スイスへの渡航者に鉄道旅行の提案をおこなっていく。

 スイストラベルシステムでは、シーニックトレイン「氷河特急」や「ベルニナ特急」などを利用し、スイス国内の美しい景色を堪能できる推奨ルートを提案。利用者のニーズに合わせてルートの一部のみを利用することが可能で、決められた回り方や期間の設定はおこなっていない。

 ルートは4日間のプラン3種類と、8日間のプラン1種類。例えば4日間のプランでは、1日目にルツェルン、インターラーケン、モントルーを、2日目にモントルーからマルティニーとツェルマットを周遊。3日にツェルマットからサンモリッツに行き、4日目にサンモリッツからルガーノに入り、ルツェルンに戻る行程を用意した。

 さらに、追加オプションとして、各起点都市からのおすすめエクスカーションもアピール。アッペンツェルやバーゼル、ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパやマッターホルン グレッシャー・パラダイスなど21ヶ所をアピールした。

 また、同社では公式ロゴを発表しており、鉄道パートナー各社はロゴをあしらった列車を順次運行する予定だ。また、今後はプロモーションで提案している推奨ルートの利用で、利用範囲に応じた特別ギフトの提供などを検討しているという。