itt TOKYO2024
itt TOKYO2024

クルーズ旅行に「行きたい」65%、きっかけはTV-地中海やエーゲ海人気、クラツー調査

  • 2014年5月25日

▽過半数が「観光立国実現の後押しに」-客船誘致施策の展開も支持

 クルーズ旅行に行きたい人が重視するポイントは、「目的地・周遊エリア」が79.6%で最も多く、次いで「コストパフォーマンスの良さ」の59.2%、「客船の豪華さ」と「プチ贅沢感」の46.1%が続いた。女性は男性に比べて「プチ贅沢感」「添乗員の同行・サポート」「カジュアル感」「インターネットの口コミ評価」などを強く重視する傾向が見られた。

 一方、クルーズ旅行に対して感じる不安については、「船酔いや体調不良」が69.7%で最も多かった。同社ではこの結果について、「多くのクルーズ客船には横揺れ防止装置などが備え付けられているが、このような対策が知られていない」とコメントしている。そのほかでは「船内の生活でどれくらいお金がかかるか」(50.1%)、「ドレスコード」(49.2%)など船内での過ごし方に関する不安が多く、「言葉が通じるか」(48.4%)や「チップなどの慣習」(47.8%)など、外国船を利用した際に考えられる不安も上位に入った。

 なお、「クルーズ観光の推進は観光立国実現の後押しになるか」との質問については、55.3%が「そう思う」と回答し、「そう思わない」の29.6%を大きく上回った。また、「日本発着のクルーズ旅行が増えれば魅力的か」についても、69.3%が「そう思う」と回答。「東京五輪開催に向け、クルーズ客船誘致施策を積極展開すべきか」でも、48.5%が「そう思う」と回答した。