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韓国、台湾人の訪日旅行、羽田利用がトップに-JTB総研調査

  • 2013年4月2日

▽最も購入するものは「食料品」-次回の訪日、7割以上が2年以内

 日本での観光の際、最も購入するものは「食料品」で、韓国が71.2%、台湾が93.0%。また、両国の旅行者が具体的に購入した商品名、企業・ブランド名として、食料品は「東京ばな奈」、衣料品は「ユニクロ」が多く挙げられた。台湾は食料品で「じゃがポックル」「白い恋人」など北海道の商品が挙がった。

 また、食事場所の選択は、韓国、台湾とも「歩いて見つけた」が44.6%、43.5%と高かった。来訪回数が増えると日本で入手したパンフレットを見て決めるケースや、観光案内所やホテルで相談して決めるケースが増加した。人気の食事は「お寿司」「ラーメン」「和食(懐石料理などのコース料理)」の人気が高かった。

 次回の訪日旅行の時期は、韓国は72.9%、台湾は91.0%が2年以内という結果になった。次回の訪日旅行で特に行きたい場所は、韓国は「東京」が15.1%と最も多くなった。訪問回数別だと、3~4回目は「大阪」、5回目以上は「沖縄」「北海道」「札幌」が上位を占めた。また、放射能の影響を理由に3.9%が「恐らく行かない」と回答した。一方、台湾は「北海道」が最も多い33.3%で、次いで「東京」「京都」。訪問回数別でも順位に変動はなかった。

 なお、調査はインターネットによるもので、過去3年間に日本を観光旅行で訪れた経験のある韓国、台湾の18歳から69歳の男女を対象におこなった。回答者数は韓国が583名、台湾が616名。調査時期は2013年2月15日から25日まで。