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LAX、新国際線ターミナルに新搭乗ゲート開業-A380対応も

  • 2013年3月20日

 ロサンゼルス国際空港(LAX)は3月6日、トム・ブラッドレー新国際線ターミナル(TBIT)の北コンコースと新しい搭乗ゲートを開業した。搭乗ゲートは、TBITにオープン予定の18ゲートのうち、1ゲートを9月にオープンし、今回さらに2ゲートを開いた。現在平均12機から16機が3ゲートを利用しているという。

 3つの新ゲートのうち、2つはボーイングB747‐8インターコンチネンタル型機やエアバスA380型機など次世代大型旅客機にも対応可能。現在エールフランス航空(AF)、中国南方航空(CZ)、大韓航空(KE)、カンタス航空(QF)、シンガポール航空(SQ)の5社がA380を運航中だ。大型旅客機に対応しているゲートは3つの搭乗ブリッジを設置しているため、乗客の乗り降りする時間が短縮できるという。

 また、今回の3ゲートを含む18ゲートすべてに、搭乗ブリッジをコンピューター制御で自動的につなぐ「ビジュアル・ガイダンス・ドッキング・システム」を採用。さらに各ゲートでは、座席横に電源用のコンセントやUSBポートを設置し、旅行者が携帯電話やタブレット、パソコンなどの充電ができるようにした。なお、空港内のすべてのターミナルにて無料Wi-Fiが利用できる。

 今夏にはTBIT建設プロジェクトの第1期工事が完了し、レストラン、ショッピングエリア、エアライン・ラウンジや子ども用の遊び場などの施設が開業。ターミナル西側には新たに9ゲートがオープンする。続く第2期工事では、ターミナルの東側のゲート、乗客用のセキュリティ・スクリーニングや税関、入国審査場などを建設し、2014年に完成する予定だ。