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JATA旅博、ツアー販売可能に-来場者13万人めざす

▽旅博、正式名称変更-アウト・イン・国内の旅行総合イベントへ

 JATAでは、イベントの正式名称を従来の「JATA国際フォーラム・旅博」から「JATA旅博」に変更するとともに、英語名も「JATA“TABIHAKU”Travel Showcase」に改称し、アジアを代表する旅行産業イベントとして世界にアピールしていくという。

 また、会場は東京ビッグサイトで変更ないものの、これまで展示棟の3ホールと会議棟に分けて開催していたところを展示棟4ホールに集約。効率性向上と一体感の醸成につなげる。

 国際観光フォーラムでは、アジア各国の旅行市場の動向や政治的な環境を報告する「アジア旅行市場分析」をテーマにシンポジウムを実施。また、インバウンド商談会も会場スペースを1.5倍に拡充し、より多くの国内企業の参加をうながしていく。

 こうした取り組みにより、アウトバウンド、インバウンド、国内旅行の総合イベントとすることをめざすという。2013年の来場者数は、昨年に過去最高を更新した12万5989名を上回る13万名以上を目標として掲げる。

 なお、JATAでは旅博2013の開催に合わせて、学生を対象にポスターのデザインコンペも実施。日本在住の大学、大学院、専門学校の学生から4月5日までデザインを募集し、最優秀賞1点に20万円分、審査員特別賞3点に各3万円分の旅行券を贈呈する。最優秀賞作品はポスターやチラシなどに使用し、旅行会社の店頭や交通広告などとして活用する計画だ。