世界の名物料理1位はパスタ-食事が旅行先選択のポイントに

  • 2012年11月20日

 ジェイティービーが旅のアンケートたびQで実施した「世界の名物料理に関するアンケート調査」によると、海外で現地の名物料理を「食べたことがある」のは、全体の87%に上った。そのうち、「必ず食べる」は27%で、「機会があれば食べる」は47%。「あまり意識していない」は8%と少数だった。

 「海外で一番おいしいと感じた名物料理」は、1位がパスタ(イタリア)、2位が小龍包(中国、台湾)、3位がパエリア(スペイン)と続く。上位10の料理を食べた国・地域を見ると、日本人が行ってみたい海外旅行先(※)の上位の国・地域が入っていることが多く、同調査では「食事が旅行先を選ぶ大きなポイントになっていることがうかがえる」としている。

 また、海外旅行中の食事時に困ったこととしては「メニューを見て料理がイメージできなかった」(28%)、「予想していたよりも量が多かった」(25%)、「出てきた料理が想像と違った」(17%)が多い。また、言葉が通じずに意図しない料理が出てきたり、支払い方法やチップなどとの習慣の違いに戸惑うコメントも見受けられたという。

 同調査は9月6日から9月13日まで、ウェブ上で実施した。有効回答数は4276件。

※JTB総合研究所「海外旅行志向調査」


▽海外で一番おいしいと感じた名物料理ランキング

1位:パスタ/イタリア
2位:小龍包/中国・台湾
3位:パエリア/スペイン
4位:ピザ/イタリア
5位:トムヤムクン/タイ
6位:ロコモコ/ハワイ
7位:北京ダック/中国
8位:焼肉/韓国
9位:参鶏湯/韓国
10位:エスカルゴ/フランス


▽本場で食べてみたい各国料理ランキング

1位:イタリア料理
2位:フランス料理
3位:トルコ料理
4位:スペイン料理
5位:中華料理
6位:インド料理
7位:ロシア料理
8位:韓国料理
9位:タイ料理
10位:メキシコ料理


▽参考:行ってみたい海外旅行先(※)

1位:ハワイ
2位:イタリア
3位:オーストラリア
4位:フランス
5位:スイス
6位:韓国
7位:イギリス
8位:スペイン
9位:ドイツ
10位:グアム