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ルックJTB、下期商品発表、140万人に向け商品革新継続

  • 2012年7月11日

 セグメント別の取り組みでは、上期に主力のファミリー層が2割増で推移したことに加え、シニア層の需要増にも期待できることから、下期は未就学児童と一緒に行くファミリー旅行や三世代旅行、シニア向けの旅行を強化した。

 ファミリーや三世代向けには、引き続き割引プランを設定するほか、ハワイでファミリー向けに5日間のコースを新設。ミクロネシア方面でも「家族でグアム・サイパン」を新コースとして設定し、子ども代金を最大半額にするなど家族で参加しやすく工夫した。

 一方、シニア層には、上質な旅を集める「心ゆく旅」で、クルーズ船「ポール・ゴーギャン号」でタヒチの島々をめぐるコースなどを設定。「世界遺産紀行」でも、ネパールの国立公園内にあるエベレスト街道で、申し込み単位で専任の日本語を話すシェルパ、コック、ポーターが同行する「大名トレッキング」ができるコースも用意した。

 このほか、パンフレットを作成しないデジタル商品「eコレクション」も拡充。季節限定、イベント、スポーツなどに焦点を当てて商品化する。例えば、日本人のサッカー選手が多く活躍するドイツのブンデスリーガ観戦ツアーを新設したほか、ハワイでも人気ゴルフコースを利用したツアーを用意する。