観光庁はこのほど、ツイッターやフェイスブックのつぶやきからその人に最適な旅先を提案するウェブコンテンツ「tabitter（たびったー）」を立ち上げた。震災の影響受けた被災地域に対し、旅行を通じた復興支援をおこなうとともにそれ以外の地域への旅行振興をはかることを目的とし、官民一体となり取り組む「国内旅行振興キャンペーン」の一環。ツイッターとフェイスブックと連動させ、過去のつぶやきから最適な旅先を提案する。実施期間は12月21日から2012年3月31日まで。

　サイト上ではまず、サイト訪問者の過去のつぶやきを取得し、つぶやきに含まれる頻出ワードを関心ごととして自動抽出する。そのワードと、観光庁が2011年7月に開設したユーザー参加型ウェブサイト「日本再発見。～もう一度日本を見つけよう～」に集まった観光地の魅力に関する投稿内容をマッチングさせる。これにより、サイト訪問者はワンクリックで自分の最適な旅行先を知ることができる。また、友達に最適な旅先についても同様に取得できるため、旅行に誘うきっかけづくりになるという。