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ベトナム、US7000ドル以上の現金持込時は、必ず「税関申告書」の提出を

  • 2010年11月4日
 先日、ホーチミン市の「タンソンニャット空港」にて、国際線に乗るために出国手続きを行っていたベトナム国籍の男性が、無申告の現金US16,000ドル(約132万円)を所持しているのを税関職員に発見され、US9,000ドル(約74万円)を没収されました。

 ベトナムでは、無申告で外国に持ち出せる現金は、1人当たりUS7,000ドル(約58万円)相当額と規定されています。US7,000ドル以上の現金をお持ちの方が入国時に税関に申告せず、出国時に税関に発見された場合には、US7,000ドルを超える金額は全て没収されてしまいます。

 出国時に現金を没収されたくないためにも、ホーチミンやハノイなど都市問わず、US7,000ドル以上の現金を所持する方は、ベトナム入国時に必ず申告をお願いいたします。申告といっても、入国時にチェックしてもらうだけの簡単な手続きですのでご安心ください。

 尚、家族旅行の場合、代表者の方が家族の現金を一括して所持するといったケースがありますが、このような場合でも1人だけがUS7,000ドルを超える現金を所持していると、没収の対象となるケースもあります。この規定は「1人当たりにつき、所持金US7,000ドル以下でなければならない」となっている事をくれぐれもお忘れなきよう、お願いいたします。


情報提供: エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会