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トルコ航空、成田・関空路線増便で日本市場拡大へ−デイリー運航めざす

  • 2009年10月26日
 トルコ航空(TK)は10月23日に記者会見を開催、日本市場での今後の展望などを伝えた。TK副社長(営業統括)のオルハン・シヴィリカヤ氏は、「将来的に東京、大阪の2路線ともデイリーで運航したい」と話し、日本路線の拡充をはかる考えを示した。TKでは2010年3月28日から、成田/イスタンブール線を週4便から6便に、関空/イスタンブール線を週3便から4便に増便する。また、2010年がトルコにおける日本年であることから国や人との相互交流が深まると予想しており、航空路線の拡大でさらなる需要を取り込み、今後デイリー運航につなげたい考えだ。

 シヴィリカヤ氏はTKの強みをヨーロッパや中近東、中央アジアなど各国とのネットワークの充実だと語る。2009年は新たなデスティネーションとして10都市に就航しており毎年順調に路線網やキャパシティを増やしている。さらに、機内サービスやマイレージも充実させており、10月25日からは成田/イスタンブール線に新たなボーイングB777-300ER機を投入、ファーストクラスのサービスを開始している。

 TK東京支社長のトゥーバ・トプタン・ヤブズ氏によると、今後日本向けに、「・・・IN ISTANBUL」をキャッチコピーに、サッカーやタンゴ、ジャズなどイスタンブールでできる観光素材を提案する。また、ファミリーや女性、子供など多様なセグメントに対してトルコの新たな一面を紹介する。ヤブズ氏によると、日本市場ではこれまでレジャー需要のシェアが高く、「トルコのいい商品があるのが強み」と自信を示す。「旅行会社との協力が重要。提案するアイデアを商品造成につなげてほしい」と話した。


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