KE子会社のジンエアー、12月に関空就航を計画−来年1月までに国際線5路線へ

  • 2009年7月24日
 大韓航空(KE)の子会社の格安航空会社(LCC)であるジンエアー(LJ)は、今年12月から関空/韓国線に就航する方針だ。これは、2010年1月までに国際線5路線を展開する計画の一環。LJは2008年7月に初就航し、現在はエコノミークラス180席を備えるボーイングB737-800s型機で、ソウル(金浦)/済州線と釜山/済州線を運航。LJによると、運賃は韓国の大手航空会社と比較して20%から30%割安に設定しているという。

 国際線5路線を展開する計画にしたがい、今年10月29日にはソウル(仁川)/バンコク線とソウル(仁川)/マカオ線の運航を開始。仁川/バンコク線はデイリー、仁川/マカオ線は週4便での運航を計画しており、この2路線の座席は9月1日から韓国の旅行会社やLJのウェブサイトで予約できるようにする。

 バンコク線とマカオ線の開始後、12月に関空と中国の武漢に就航。1月にはグアム線の開始も計画している。


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