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エーデルワイス航空、09年は日本発チャーター16本に増加、静岡空港発も

  • 2008年12月25日
 スイス政府観光局によると、2009年春に開港予定の富士山静岡空港から、エーデルワイス航空(8R)がチャーター便の運航を予定している。これは、近畿日本ツーリスト(KNT)静岡支店、農協観光静岡支店、読売旅行静岡営業所、タビックスジャパン静岡支店の4社による共同販売の予定で、商品の販売は12月26日からの予定。12月19日にはスイス政府観光局と8Rの日本総代理店であるSUN PLUSに加え、上記4旅行会社が静岡県知事を公式に訪問した。

 今回のチャーターは2009年7月15日出発、22日帰国で運航する予定。現在のところ、富士山静岡空港の開業後、ヨーロッパへの初の運航便となるという。運航機材はA330-200型機で総座席数は307席だが、滑走路の関係で静岡では200席を販売するが、札幌を経由し、札幌で100席を販売する。

 GSAのSUN PLUSによると、8Rは2007年、2008年でそれぞれ年間10本の日本発チャーターを運航しており、いずれも消化率は100%を達成。ベストシーズンのスイスへの需要が強いうえ、映画の吹き替えや日本語メニューなど日本向けの機内サービスなどの評判が高く、利用者のクチコミなども好調な推移に大きく影響しているようだ。静岡の商品は既に先週から販売を開始しており、例えばタビックスジャパンの12月20日から23日の旅行博では、49万9900円の商品を15名販売したという。2009年は日本発着チャーターを16本に増加し、新就航地として静岡のほか、新潟、福島、高松、鹿児島/宮崎(発地が鹿児島、着地が宮崎)、岡山も追加。全4625席の完売をめざす。