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ダリアビア航空、新潟/ハバロフスク便の運航を終了、XFが継承へ

  • 2008年9月25日
 ダリアビア航空(H8)は9月19日を最後に、通年で運航していた新潟/ハバロフスク便を終了した。この措置は本社の意向によるもので、H8日本支社によると、今後開設される予定の新規航空会社と合併する可能性があるためという通知内容であった。H8航空券の保有者には予約センター、および予約・購入した旅行会社を通して運航終了を案内と同路線を新規開設したウラジオストク航空(XF)への搭乗の案内をしている。

 これにあわせ、XFは9月22日から新潟/ハバロフスク線を開設して運航を継続。H8で9月20日以前に予約した航空券はXFに再予約の上、搭乗可能としているが、こうした事情を知らずに空港に来る旅客もおり、その場合は空席がある場合は搭乗に対応しているという。ただし、XFは10月24日までの夏期スケジュールは運航を決定しているが、それ以降は現段階では調整中としている。

 XF広報担当は同路線を開設した理由について、「ビジネスとして魅力的な路線」と説明。もともと新潟/ウラジオストク線と新潟/ハバロフスク線は競合関係にあり、レジャー、およびビジネスの双方の需要を取り込め、搭乗率は双方とも90%台であったという。特にパッケージツアーでは、ウラジオストク線とハバロフスク線を片道ずつ利用し、ランドではシベリア鉄道で利用するコースが人気のため、「同一の航空会社の路線となることでオープンジョーの旅程がとりやすく、利便性が高まる」とメリットを話す。これにより、XFは今年の夏季スケジュールで、新潟/ウラジオストク線、富山/ウラジオストク線、関西/ウラジオストク線、北九州/ウラジオストク線の最大週12便を運航することになった。


▽XF新潟/ハバロフスク線スケジュール(9月22日から10月24日まで)

XF8810 KIJ 14時40分発/KHV 18時50分着
XF8809 KHV 13時00分発/KIJ 13時10分着