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広島市、湯来ロッジなどの指定管理者を募集

 広島市が「広島市国民宿舎湯来ロッジ」と「広島市湯の山温泉館」の指定管理者を募集している。募集期間は9月30日まで。湯来ロッジは今年4月1日に休館する予定で、広島市が2009年11月にリニューアルオープンさせる。湯の山温泉館は日帰り入浴施設で、既存の施設で営業する。両施設がある湯来温泉と湯の山温泉は、ともに国民保養温泉地に指定されている。

 旧湯来ロッジは1966年にオープン。鉄筋3階建ての35室で定員141人、年間1万5000人の利用者があったという。広島市の計画では、リニューアル後の施設には露天風呂を新たに設け、客室数21室で定員は80人となる。可能な限り管理者の意見も取り入れるという。また、敷地を従来の1万1000平方メートルから2万平方メートルに拡張し、敷地内に交流・体験施設(非収益施設)を整備する。

 広島市では2009年2月から3月に、こちらの施設の指定管理者も募集することにしている。湯来ロッジを含む、湯来地区交流施設のオープンは、2009年11月を予定している。指定期間は2009年11月から2019年3月31日の10年間で、広島市への納付下限額は合計5億3000万円。開業年度は1700万円、以降、各年度当たり5700万円を納付下限額としている。このほか、厨房、レストラン、売店は目的外使用とされ指定管理者による整備が必要。また、土地借上料や源泉使用料が年間25万円程度、国民宿舎協会など加盟団体への負担金等が年間41万円程度かかる。詳細はホームページを参照すること。


情報提供:トラベルニュース社