itt TOKYO2024

HIS、ハワイ団体旅行で613名分の参加者名簿を紛失−管理を再度徹底へ

  • 2007年10月18日
 エイチ・アイ・エスによると、関東営業本部法人団体営業部が実施したハワイへの団体旅行において、添乗員がツアー参加者613名分の名簿を紛失したという。現地時間10月14日午後7時ごろに発生、名簿に旅行参加者の氏名、年齢、生年月日、電話番号、パスポート番号と有効期限が記載されていた。添乗員はホテル内において、名簿が入ったバッグを盗難、現地の警察に速やかに報告したうえで、付近一帯を探索したものの、日本時間17日午後まで発見に至っていない。ツアー参加者には状況を説明、お詫びをしたという。また、名簿記載者へ第三者からの接触は、現在までのところ、確認されていない。

 HISは今後、今回の再発防止策として、顧客情報の重要性について再度徹底を図る。再発防止策としては、携行する場合の名簿については必要最小限にとどめるほか、出発前には添乗業務管理者から添乗員に対して再度、情報管理等に関する徹底を図るなど、業務のチェック体制を強化する。


▽「個人情報紛失」関連記事
日旅サービス、経理審査業務委託先が個人情報紛失(2007.07.17)
JTBトラベランド、委託業者が個人情報を紛失−「Pマークに抵触しない」(2007.07.05)
小田急トラベル、クレジットカード売上票の会社用断片を紛失−再発防止へ(2007.04.04)
JTB首都圏、顧客情報紛失、クレジットカード利用票など(2007.03.02)
近ツー、クレジットカード申込書50部を発見、外部への漏洩懸念は薄い(2005.10.17)
JTB、ツアー参加者591人分の個人情報紛失、全支店に管理を再度徹底(2005.09.30)
阪神フレンドツアー、イタリア旅行時に添乗員が個人情報紛失、再発防止へ(2005.07.19)
阪急、ツアー参加者から集めたAMC申込書71名分を紛失(2005.04.18)
阪急、東日本営本の個人情報62万人分が流出、1日現在の問合わせ13件(2004.06.02)