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名阪近鉄旅行が90周年、記念ツアーも-旅連総会開催

 名阪近鉄旅行(松田健社長)はこのほど、名古屋市中村区のグランクレールで協定旅館連盟(中島守会長=望湖楼)の2019年度通常総会を開いた。

 中島会長は「新しい元号が始まり、今年はラグビーワールドカップなどが開かれ、息を吹き返しつつある国内旅行と合わせて大きなチャンスが訪れている」と話した。

 松田社長は「全体の取扱額は前年度並みを維持し、最終利益も黒字決算の見込み」と、近く明らかになる2018年度の営業概況を報告。19年度の取り組みについては18年5月に名古屋—大垣にデビューした「カッコーワイドバス」が好評であるため、5月の連休明けに三重県四日市にも導入することを伝えた。

 2020年5月に名阪近鉄バスが創業90周年を迎えることも報告。グループをあげて記念ツアーを実施する考えを示した。

 このあと行った議案審議ではいずれの議案も原案通り承認した。

 続いて開かれた協定観光施設連盟(西山健司会長=西の屋グループ)の総会でもいずれの議案は原案通り承認された。

 西山会長は「高齢化社会の中でバスツアーは魅力的なものになると思う。名阪近鉄旅行と我々協定観光施設連盟が知恵を絞りあって、よりよい商品開発を行い、バスツアーを盛り上げていきたい」と話した。


情報提供:トラベルニュース社