週間ランキング、JTB「破壊」が2週連続1位、添乗員の働き方改革も

  • 2018年9月28日(金)
「JTBアクセラレーター2018」のロゴマーク

[総評] 今週は、JTBによる「既存事業を破壊」の後編が先週に続いて1位となりました(リンク)。これについては先週の当欄で書きたいことを書いたばかりですのであまりコメントすることもありませんが、そういえば前編に登場した小型飛行機に関連して、かなり以前にJTBの社内でも上のお立場の方が酒席で、「俺は水上飛行機がやりたいんだ!水に恵まれた日本なら絶対に魅力的なサービスが提供できる」といったことを熱く語っておられたな、と思い出しました。

 もちろん、前編の小型飛行機事業とその方が話されていた水上飛行機とでは若干異なっていた気がしますし、ご当人が今でもその熱意を持っておられるのか分かりません。しかしそれにしても、そういったアイディアや意欲が実は社内にもあるのに、それが会社員人生を歩むとともにすり減ってしまったり時機を逸してしまったり、あるいは夢破れて退職してしまったり、といった可能性もあるかと思うと、先週は「変化は外部の力によるべきか」などと書きましたが、あながちそうとばかりは言えないと思いなおしました。

 また先週の当欄については、先週末に開催されたツーリズムEXPOジャパンについて放言を書き捨てたところ、会場の内外で思いのほか皆様に賛同と応援のお言葉をいただきました。

 終わってみて思うことは、今週4位のフォトニュースにも盛り込みましたが、やはり全体的に漠然とした違和感があり続けました。その一例として、先週も疑問を呈した来場者については、発表では20万人を超えて予想通り過去最高を更新したということですが、次の写真の通り昨年の活気を上回っていたようには感じられませんでした。

2018年(上)と2017年の俯瞰図、いずれも土曜日14時過ぎ。18年は東2ホールから東3ホール方向、17年は東1ホールから東2・3ホール方向を撮影

 こうした感覚を持ってしまう一因は、実数がどうであったかはさておきスペースに余裕がありすぎたこと、特に通路が広かったことが、仮に同じ人数がそこにいても少ない印象に繋がったからではないかと思われます。

 またもうひとつ、展示内容についても一昨年頃から急増したVRゴーグルについて感じることがありました。なにかというと、見ている本人以外はまったくおもしろくなく、むしろ体験中の本人の意識は仮想現実の世界に飛んでいってしまい、会場には空中をぽかんと見上げる抜け殻の身体がある、といった様子についてです。

 ひとつ例えてみると、電車内で携帯電話で通話している人物のよう、といった感覚でしょうか。会話がその空間で成立している時はあまり気にならないのに、片方しか聞こえないと小声でも不思議と不快感が生じるのと似ている気がします。

 2週連続でこんなことを書いて、運営側としてご努力なさった方々や出展された方々にとっては不愉快極まりないだろうとは思うのですが、誰もが唯々諾々と同じ方向に進んでいくよりは、少しくらいこういった天の邪鬼が混じっている方が健全とご容赦いただけますようお願いいたします。

 ちなみに、同じVR技術でもハワイ州観光局のようにVR映像とともに座席が動いて水しぶきまで浴びせられる大掛かりな装置を持ち込むブースもあり、VRの展示にも進化が見られました。KNT-CTホールディングスのブースでは、2020年を見据えてフェンシングの太田雄貴選手と対決するコーナーを用意しており、体験者のゴーグルと同じ映像を周囲の来場者も観られるモニターが置かれていたため、体験者を皆で応援するような一体感が生まれていたのは印象的でした。

 なお、今週はこのほか3位に日本添乗サービス協会(TCSA)事務局長の横尾治彦氏のインタビューもランクインしました。TCSAの関係者に1対1で取材を申し込んだのはトラベルビジョンとして少なくともこの10年ではこれが初めてでしたが、他媒体を含めてもなかなか読めない情報をお届けできたのではないかと思います。

 トラベルビジョンでは、数ヶ月前から誌面を大きく変えているところで、Googleあたりで検索すればすぐに出てくるような情報には時間を割かず、旅行業界にしっかりと根ざしているからこその着眼点で価値ある情報をお届けしようとしています。山椒は小粒でもぴりりと辛い、という言葉がありますが、まずはそのような媒体として皆様にも認知していただけるよう努力して参りますので、今後もご愛顧賜れますと幸いです。(松本)

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