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連携強化で新施策 日旅西日本スクラム会が総会、存在価値向上図る

 日本旅行の代理業・特約店で組織する日旅西日本スクラム会(下平晃寿会長=ライオンズ旅行企画)は2月20日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で2018年度総会を開いた。日本旅行が掲げる「連携強化」の方針に、一層の協力を確認し、発展を誓った。

 下平会長はあいさつで、自身の経験から「ちょっとしたことでもいいから時間を無駄にしない、さぼらない人が結果が出ると思う」と語り、「厳しい状況だが手を抜くことなくがんばり、日本旅行とスクラムを組んでいこう」と参加した会員を鼓舞した。

 同会名誉会長の岡本隆・日本旅行西日本営業本部長は「17年度は個人型旅行の苦戦で国内が不振、海外旅行の好調でカバーした形に。そんななか、スクラム会は前年並みの実績を上げられ、感謝している」と謝辞を述べ、「今年度は皆さんによりやりがいを感じてもらえるよう施策を展開するので、引き続きご協力いただきたい」と呼びかけた。

 野口和也・同社営業企画本部提携販売部長は「昨年始めた中期経営計画では、機能を補完するため提携・連携などに重きを置き、皆様としっかり連携していくことを打ち出している。他社も進歩しようという流れのなか、負けてはいられない。我々も変化していきたいのでスクラム会ともタッグを組み、進んでいきたい」と連携強化に理解と協力を求めた。

 西日本スクラム会の今年度は本社・西日本営業本部が企画する各種キャンペーンへの協力、提販エクストラネットによる情報発信、同社実施の研修への参加など例年に引き続いての事業に加え、新たな施策を導入。会員会社のスキルアップを図るため海外への研修を補助する「現地研修促進費」を設定したほか、競争力ある会員向け専用商品の展開、販売表彰制度を始める予定など「連携強化」を事業として形にする。

 下平会長は「会の存在価値向上のための施策」と話し、これらにより会員メリットを打ち出し、会員増強にもつなげたい考えだ。


情報提供:トラベルニュース社