17年の訪日消費額は17.8%増の4.4兆円、初の4兆円台

  • 2018年1月24日(水)

 観光庁によると、2017年の訪日外国人旅行消費額(速報値)は前年比17.8%増の4兆4161億円となり、5年連続で過去最高額を更新するとともに、初めて4兆円を上回った。第4四半期(10月~12月)については27.8%増の1兆1400億円で、第4四半期として過去最高を記録し、17年はすべての四半期で記録を更新した。

 17年の訪日外国人旅行者数は19.3%増の2869万900人で、1人あたりの消費額は1.3%減の15万3921円。旅行日数の短さから比較的支出が少ない韓国人が増加したことで減少した。

 主要20市場は全市場が前年の消費額を上回り、最も大きかった中国は14.9%増の1兆6946億円で、全体の38.4%を占めた。以下は韓国が43.3%増の5126億円、台湾が9.5%増の5744億円、香港が15.9%増の3415億円、米国が17.5%増の2503億円と続き、上位5市場で全体の73.5%を占めた。

 1人あたりの消費額が最も大きかったのは中国で、0.5%減の23万382円。2位はオーストラリアで8.5%減の22万5866円、3位は英国で18.5%増の21万5393円だった。前年を上回ったのは11市場で、伸び率は英国が最も大きく、2位はカナダで15.8%増の17万9529円、3位はフランスで12.4%増の21万2443円だった。

 消費額を項目別で見ると、最も大きかったのは買物代で15.0%増の1兆6398億円。次いで、宿泊料金が22.8%増の1兆2451億円、飲食費が16.9%増の8856億円、交通費が13.6%増の8856億円、娯楽サービス費が26.7%増の1439億円だった。構成比は買物代が1.0ポイント減の37.1%、宿泊料金が1.1ポイント増の28.2%、飲食費が0.1ポイント減の20.1%、交通費が0.4ポイント減の11.0%、娯楽サービス費が0.3ポイント増の3.3%となり、宿泊料金と娯楽サービス費の割合が増加した。

 1人あたりの買物代の1位は中国で11万9319円となり、唯一10万円を上回った。その他の項目の1位は、宿泊料金が英国の9万7303円、飲食費が英国で5万1289円、交通費がスペインで4万5484円、娯楽サービス費がオーストラリアで1万4094円。

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