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　ザ・リッツ・カールトン東京はこのほど、宴会場をリニューアルした。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックによる需要拡大に備えるもので、内装に「和」の要素を取り入れることでインバウンド関連需要の獲得もめざす。同ホテルは今年開業10周年を迎えることを記念し、東洋と西洋の文化が交わることを意味した「East Meets West」をテーマに2014年からリニューアルを進めているところ。宴会場の改装もその一環となる。

　宴会場リニューアルのコンセプトは「Mystique Events」で、各部屋は四季をイメージしてデザイン。収容人数や設備などのハード面は変更していないが、新たにこれまでは設けていなかったデザインコンセプトを決めることにより、演出の提案をできるようにしたという。このほど関係者向けに開催した内覧会で、ザ・リッツ・カールトン東京総支配人のジョン・ロルフス氏は「当ホテルは開業から10年を迎え、次のステップとしてリノベーションをおこなっている」と説明し、来年1月にはレストランのリニューアルも実施することを発表した。

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