ウィズコロナの現地レポート、ハワイ編-世界の「今」を駐在員の視点から

  • 2020年8月31日(月)
本稿は、トランスオービット ハワイGMの水上直弘氏より寄稿いただいています。
※8月10日(現地時間)現在の情報です。
ターミナル2のチェックイン・カウンター。運休中のエアラインが多いため、ほぼ全てのカウンターに人影はなく、機器も保護シートで覆われています

 ハワイ州到着者全員への14日間の自己隔離義務が3月26日に発令、それによる日本とハワイ間の定期便の運航中断から4ヶ月が過ぎました。

 ハワイ州内での新型コロナウイルス感染拡大防止と同時に、ハワイ州経済に大きな影響を与えている観光業の再開も、州政府にとっては重要な課題となっています。残念ながら、8月1日より実施予定だった「陰性証明できる州外訪問者に対する14日間の自己隔離措置免除」プランは、米本土の感染拡大を考慮して8月末日まで延期が決定しましたが、「日本政府が検討している入国制限の緩和対象地区」にハワイ州も含まれている、という嬉しいニュースも明らかになっています。

 一進一退が続くハワイ旅行再開への道のりですが、一日も早い新型コロナウイルの収束を願いつつ、ハワイの新型コロナウイルスの影響と現況をレポートします。

オアフ島ホノルルにおける規制

対して、ワイキキは変わらず、人通りも少なく営業中の店舗も少ないゴーストタウンの様子が継続しています。引き続き営業休止中のホテルも多く、コロナ終息を願う夜間のライトアップが継続されています

 ハワイでの新規感染者数は、3月23日のロックダウン後、4月初めに1日あたり34名のピークに達しました。その後、新規感染者数は減少を維持し、5月7日から第一段階の経済活動の再開、「Stay Home」から「Safer Home」へ緩和されました。緩和後の5月も、1日あたり0-4名と感染拡大は防止されており、6月10日には「Act With Care」へと更に緩和となりました。

 しかしながら、6月中旬から1日あたり10名を越える日が出始めました。7月も増加傾向は続き、10-30名とパンデミック発生をなんとか踏みとどまっていましたが、7月末に3日連続の新規感染者数100名超えの日が発生し、8月3日には207名と驚く数字が出ることになりました。

 8月8日時点での累計感染者数は3346名(内、入院237名、死亡31名、隔離措置終了1511名)となっており、感染者の9割強の2946名はオアフ島となっています。これに伴い、全体的な緩和措置は継続のまま、オアフ島のみ、少し後戻りする行動制限が6日に発令されました。

 現時点でのオアフ島ホノルルにおける新型コロナウイルス関連の主な規制は以下となっています。

・公共の場所でのマスク着用
・ソーシャルディスタンス(180㎝)の維持
・不要不急の外出禁止(在宅勤務の推奨)
・屋外での集会は最大10名まで
・屋内での集会も最大10名まで(冠婚葬祭含む、レストランの入店制限は省く)
・市・州管轄のビーチ、公園、プール、テニスコート、ハイキングコース、キャンプ場の閉鎖
・公園でのチームスポーツ(サッカーなど)は禁止
・フィットネスセンターは利用可能(グループでのクラスは禁止)

 その他、オアフ島では8月5日より開始予定であった公立学校の新年度開始が17日まで延期となっています。学校ごと、個人ごとに登校日を限定して学校を再開する予定でしたが、最近の感染拡大に対する警戒から100%リモート授業になりそうな雰囲気が高まっています。

 ハワイ州では、州知事の認可により各島の市長・郡長が管轄エリア内の規制実施の権限を持つため、島ごとに規制内容は異なります。

大型スーパーのターゲットで販売されているマスク。不織布マスクは10枚で約10ドルと日本と比較するとかなり高額。ただ、品薄状況は改善され、入手は安易になっています。ただし、ウイルス侵入を防ぐ高機能マスクは引き続き入手困難

マスク不足の頃より主流の布マスク。何度も使えて1枚$2。街中で見かける人は、ほとんどが布マスクを利用。条例により「フェイス・カバーリング着用」が規定されていること、と感染拡大中であるため、5歳以下の幼児を除くほぼ全員が外出時はマスク着用しています

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