長野と群馬の県境にある軽井沢は、標高約1,000mの場所にあり、夏の避暑地として定番のスポット。ただ、人気の観光地のため、軽井沢に行きたいとは思っているものの「混雑するのは避けたい」と考えている人は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は軽井沢でおすすめの穴場スポットを「自然」「文化」「グルメ」の3テーマに分けてご紹介します。ゆっくりと軽井沢観光を楽しみたい人にぴったりの情報満載なので、ぜひ旅の参考にしてみてください。
軽井沢の自然に癒やされる観光穴場スポット4選
自然豊かな軽井沢には、美しい景観や四季折々の花を楽しめるスポットが数多くあります。ここでは、定番の観光地から少し離れ、落ち着いて過ごせる自然系の穴場を4ヶ所ご紹介。
人混みを避けて軽井沢の自然を静かに楽しみたい方は、ぜひ実際に足を運んでみてください。
軽井沢ガーデンファーム|一年中いちご狩りが楽しめる農園
軽井沢高原の澄んだ空気ときれいな水に育まれた甘さのあるいちごを、一年をとおして収穫できるのが「軽井沢ガーデンファーム」です。
いちご狩りのコースはいくつもあり、1品種の赤いちごが30分食べ放題の「スタンダードコース」や、複数品種を40分食べられる「プレミアムコース」など、いちご好きにはたまらないコースが用意されています。ほかにも、練乳付きのコースやお土産として持ち帰れるコースもあるため、目的や予定にあったコースを選ぶと良いでしょう。
なお、連休や土日などの混雑しがちな時期に訪れる場合は、予約がおすすめです。当日枠は朝の9時から電話で受け付けていますが、確実に行きたい方は早めに予約しておきましょう。
軽井沢ガーデンファーム
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町発地2062-1
【電話番号】0267-48-3620
【アクセス】
・上信越自動車道「碓氷軽井沢」から車で約20分
・JR「軽井沢駅」・しなの鉄道「中軽井沢駅」からバスで約15分「下発地」下車、徒歩約15分
【営業時間】9:00~17:00
【予約方法】電話、オンライン予約システム
【公式Webサイト】https://gardenfarm.jp/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/karuizawagardenfarm
軽井沢レイクガーデン|イギリスの庭園を思わせる空間が広がる
湖を囲むように広がる「軽井沢レイクガーデン」では、四季折々の花が咲き誇り、まるでイギリスの庭園を思わせる雰囲気が漂っています。
庭園は8つのエリアに分かれており、160種のバラが植えられた「イングリッシュローズガーデン」をはじめ、日本最大級のバラの小径が続く「フレグランスローズパス」など、色とりどりの花々と湖の風景が調和した空間が魅力です。
また、敷地内にはショップも併設されており、お土産としてバラや宿根草の苗、バラをモチーフにした雑貨や菓子を購入できます。カフェやレストランも併設されているので、花の香りに包まれながら、食事やティータイムをゆっくりと楽しめますよ。
軽井沢レイクガーデン
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン
【電話番号】0267-48-1608
【アクセス】
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約15分
・JR「軽井沢駅」からタクシーで約10分
【営業時間】9:00~17:00
【入園料】大人1500円~、中学生以下800円~、3歳まで無料
【公式Webサイト】https://www.karuizawa-lakegarden.jp/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/karuizawa.lakegarden
https://twitter.com/lakeresorts
碓氷第三橋梁|美しいレンガ造りのアーチ橋は日本最大!
「めがね橋」とも呼ばれる「碓氷第三橋梁」は、高さが31mもある日本最大のレンガ造りアーチ橋です。明治時代に建設されたこの橋は、今なお雄大な姿を保っており、歴史的価値と自然の景観が融合した絶景スポットといえます。
碓氷第三橋梁はかつて鉄道が走っていた橋で、現在は廃線跡を遊歩道「アプトの道」としており、実際に歩いて散策することか可能。鉄道が走っていた時代に思いを馳せながら散策すると、軽井沢の新たな一面に気付けるかもしれません。
なお、橋梁は全7基が残っており、いずれも国の重要文化財に指定されています。碓氷第三橋梁の周辺は、秋には紅葉の鑑賞スポットとしてもおすすめのため、時間に余裕がある方はほかの橋梁にも足を運んでみると良いでしょう。
碓氷第三橋梁
【住所】群馬県安中市松井田町坂本
【アクセス】
・上信越自動車道「松井田妙義IC」から車で約15分
・JR「横川駅」からタクシーで約10分
【公式Webサイト】https://www.city.annaka.lg.jp/page/2018.html
竜返しの滝|白糸の滝からすぐの穴場スポット
「白糸の滝」は軽井沢の定番観光スポットのひとつとして有名ですが、そこから車で5分ほどの場所に「竜返しの滝」という穴場スポットがあることはあまり知られていません。滝の規模はそれほど大きくはありませんが、自然の緑と落差10mの白い滝のコントラストはかなりの見応え。
タイミングによっては人がほとんどいないこともあるので、自然が生み出した景色を心ゆくまで堪能できます。ただ、自然豊かな環境ゆえに、野生動物に出くわすことも。散策される際は、十分にご注意ください。
竜返しの滝
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町長倉(小瀬)
【電話番号】0267-45-8579(軽井沢町 観光経済課)
【アクセス】
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約30分
・JR「軽井沢駅」からバスで約20分「小瀬温泉」下車、徒歩約15分
【公式Webサイト】https://www.town.karuizawa.lg.jp/page/1197.html
軽井沢の文化やアートに触れられる観光穴場スポット4選
軽井沢は避暑地として有名なだけでなく、文化と芸術の香り漂う町としても知られています。歴史ある建築や美術館、文学にまつわるスポットなど、訪れる人の感性を刺激してくれる場所が数多くありますよ。
ここからは、文化やアートに触れられる穴場スポットをご紹介。少し大人な軽井沢観光を検討している方は、ぜひここで紹介するスポットへと足を運んでみてください。
追分宿(おいわけしゅく)|江戸時代に栄えた宿場町は見どころ豊富
江戸と京都を結ぶ「中山道」は江戸時代に整備された街道で、特に「妻籠宿」や「馬籠宿」が、観光地として高い人気を誇る道中の宿場です。ただ、軽井沢の「追分宿(おいわけしゅく)」も魅力的な観光スポットであることをご存じでしょうか。
追分宿は歴史ある街並みと現代の文化が融合したエリアとなっており、古民家を活かしたカフェや蕎麦屋、ダイニングといった飲食店のほか、手作り体験が可能な施設も点在しています。
また、『風立ちぬ』の作者である堀辰雄の足跡をたどれる「堀辰雄文学記念館」などもあり、散策しながら宿場町として栄えた歴史・文化に触れられるのが魅力です。
追分宿(おいわけしゅく)
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町追分1155-8(追分宿郷土館)
【アクセス】しなの鉄道「信濃追分駅」から徒歩約20分
【公式Webサイト】https://www.areasaku.or.jp/kankou/spot/19018.html
軽井沢ニューアートミュージアム|個性あふれる作品を多数展示
軽井沢駅から徒歩10分ほどの場所にある「軽井沢ニューアートミュージアム」では、現代アートを中心としたさまざまな作品が展示されています。企画展では草間彌生の作品をはじめ、世界で活躍している日本の現代アーティストや海外作家の作品を展示しており、新しい芸術を多数紹介しているのが特徴です。
また、館内にはショップや書店、カフェ・レストランも併設されています。現代アートの余韻に浸りながら軽食やイタリアンを楽しんだり、好みの作品に出会った場合は展覧会の関連商品を購入したりと、ゆっくりと芸術に触れる休日を満喫してみてください。
軽井沢ニューアートミュージアム
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
【電話番号】0267-46-8691
【アクセス】
・JR・しなの鉄道「軽井沢駅」から徒歩約10分
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約20分
【営業時間】10:00~17:00(7~9月は18時まで)
【入場料】大人2000円、高校・大学生1000円、小中学生500円、未就学児は無料(1階は無料)
【公式Webサイト】https://knam.jp/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/karuizawa_new_art_museum
https://twitter.com/knam_museum
https://www.facebook.com/KaruizawaNewArtMuseum
ムーゼの森|絵本やおもちゃ好きにはたまらない隠れ名所
「ムーゼの森」は、子どもから大人まで楽しめる絵本とおもちゃの複合施設です。敷地内には「軽井沢絵本の森美術館」と「エルツおもちゃ博物館」があり、童話の世界に迷い込んだかのような展示を目にできます。
絵本の美術館では、欧米絵本の原画や貴重な初版本が展示されていたり、『ピーターラビット』の常設展示もあったりと、懐かしさや新しさを感じられることでしょう。一方のおもちゃ博物館では、ドイツで300年以上の歴史を持つ木工おもちゃが展示されています。くるみ割り人形をはじめ、パイプ人形やクリスマスピラミッドなど、木の温もりが感じられる可愛らしいおもちゃは一見の価値あり。
家族旅行ではもちろん、一人旅でも心癒やされるひとときを過ごせるので、軽井沢観光ではぜひ訪ねてもらいたいスポットです。
ムーゼの森
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町長倉182
【電話番号】0267-48-3340
【アクセス】
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約15分
・上信越自動車道「小諸IC」から車で約20分
【営業時間】9:30~17:00(時期によって異なる)
【入館料】大人800円~、中高生550円~、小学生400円~、未就学児は無料
【公式Webサイト】https://museen.org/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/forestofmuse_karuizawa
https://x.com/muse_ehon_erz
https://www.facebook.com/forestofmuse
軽井沢ショー記念礼拝堂|森の中にたたずむ軽井沢で最も古い教会
明治時代に、宣教師A.C.ショーによって建てられた「軽井沢ショー記念礼拝堂」は、現在の軽井沢の避暑地としての始まりを象徴する建物です。軽井沢の気候や自然環境を気に入ったA.C.ショーは、同地を“屋根のない病院”と表現して、避暑地としての軽井沢を世に知らしめたといわれています。
森の中にひっそりとたたずむ姿は、異国情緒あふれる雰囲気を感じさせてくれるのが印象的。また、納骨堂にはステンドグラスが設置されており、軽井沢の風景をモチーフにしたデザインに仕上がっているのも見どころです。
観光地の喧騒から離れ、昔の人々が祈りを捧げていた歴史に思いを馳せられる大人の穴場スポットですよ。自然と歴史が調和する空間で、心落ち着く時間を体感してみてください。
軽井沢ショー記念礼拝堂
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢57-1
【電話番号】0267-42-4740
【アクセス】
・JR「軽井沢駅」からバスで約4分「聖パウロ教会前」下車、徒歩約10分
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約20分
【公式Webサイト】https://nskk-chubu.org/church/16shaw/
軽井沢観光でグルメを堪能する穴場スポット4選
軽井沢は、味だけでなく店内の雰囲気にもこだわったレストランやカフェが多く、グルメ旅にもぴったりのエリアです。しかし、行楽シーズンなどは混雑することが多く、お店によっては「こんなに待つの……?」と思わせる長い行列を目の当たりにすることも。
そこで、ここでは観光客で混み合う有名店ではなく、知る人ぞ知る穴場のグルメスポットをご紹介します。地元食材を使った料理や自然に囲まれたロケーションで、ゆったりと食事を楽しんでみてください。
ルオムの森|薪窯で焼き上げたピッツァをご賞味あれ!
最初にご紹介する「ルオムの森」は、100年ほど前に建てられた別荘を改築してつくられた森林型リゾート施設。薪ストーブのショールームがあったり、ショッピングやギャラリーなどを楽しめたりする、穴場のスポットです。
金曜から月曜にかけて営業している「キコリピッツァ」では薪窯で焼き上げたピザを提供しており、トマトベースのピザをはじめ、チーズベースのメニューも用意。特に「蜂蜜クワトロ」は併設の「百∞蜜(ももみつ)」とのコラボメニューで、チーズとハチミツのマリアージュは絶品ですよ。
グルメはもちろん、敷地内の散策も楽しめるため、軽井沢を訪ねる際はぜひ足を運んでみてください。
ルオムの森
【住所】群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1984-239
【電話番号】0279-84-1733
【アクセス】
・JR「軽井沢駅」からバスで約40分「北軽井沢」下車、徒歩約20分
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約50分
【営業時間】11:00~17:00
【公式Webサイト】https://luomu.jp/
【SNSアカウント】
https://www.facebook.com/luomu.mori
軽井沢発地市庭(ほっちいちば)|新鮮な農産物の直売所にレストランを併設
軽井沢の旬の味覚が集まる「軽井沢発地市庭(ほっちいちば)」は、地元農家が持ち寄った新鮮野菜をはじめ、加工品やお土産にもぴったりな商品が並ぶ直売所。
飲食店は全3店舗あり、人気店「軽井沢そば匠きこり」の姉妹店が蕎麦屋を出店しているほか、こだわりチーズを使ったピザやソフトクリームが楽しめる「アトリエ・ド・フロマージュ」や、オーガニック・植物性食材を使った料理を提供する「白ほたるキッチン」から選べます。筆者のおすすめは香り高い蕎麦が味わえる「手打ちsoba香りや」(「軽井沢そば匠きこり」の姉妹店)ですが、その日の気分にあわせて決めてみるのも面白いでしょう。
なお、直売所で野菜の購入を考えている方は、できるだけ早めに向かうのが無難です。時期によっては開店後すぐに売り切れることもあるため、観光の計画を立てる際はよく検討しておきましょう。
軽井沢発地市庭(ほっちいちば)
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町大字発地2564-1
【電話番号】0267-45-0037(管理事務所)
【アクセス】
・JR「軽井沢駅」からバスで約20分「軽井沢発地市庭」下車すぐ
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約10分
【営業時間】9:00~17:00
【公式Webサイト】https://hotch-ichiba.com/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/karuizawa.hotchi_ichiba
https://twitter.com/hocchiichiba
https://www.facebook.com/karuizawahocchiichiba
軽井沢いぶる|燻製好きなら必ず行くべき名店
中軽井沢にある複合施設「軽井沢コモングラウンズ」に出店している「軽井沢いぶる」は、燻製の専門店。同店の特徴は、低温の煙を16時間以上かけて調味料や加工品の燻製をしている点です。上品な香りが漂い素材の持ち味が生かされた低温燻製の品々を味わえば、きっと新たな感動を得られるでしょう。
定番の商品はチーズや醤油、オリーブオイルなどが挙げられますが、暑い日や天気の良い日は燻製ソフトクリームを試してみてください。砕いた燻製チーズがトッピングされたミルクソフトは、週末になると行列ができることもあるほどの人気商品。お求めの際は、連休などのタイミングに注意しましょう。
軽井沢いぶる
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町長倉鳥井原1690-1(軽井沢コモングラウンズ内)
【電話番号】0267-41-6677
【アクセス】
・しなの鉄道「中軽井沢駅」から徒歩約20分
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約25分
【営業時間】10:00~18:00
【支払い方法】現金、クレジットカード可
【公式Webサイト】https://www.karuizawa-ibulu.jp/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/karuizawaibulu
https://twitter.com/karuizawaibulu
無彩庵 池田|本格フレンチをゆっくりと味わえる
「無彩庵 池田」は、まるで森のなかにいるかのような空間が広がる一軒家フレンチ。地元食材と旬の味覚をふんだんに使ったフレンチを、ランチ・ディナーともにゆったりと楽しめます。
提供される料理にはシェフが自ら厳選した食材が用いられており、メニューには産地や農家・牧場名などが記載。素材を大事にする姿勢が伺えますよ。
落ち着いた雰囲気のレストランなので、記念日や特別なひとときにぴったり。「絶対に行きたい!」という方は、予約しておきましょう。
無彩庵 池田
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町長倉1891-50
【電話番号】0267-44-3930
【アクセス】
・しなの鉄道「中軽井沢駅」から徒歩20約
・JR「軽井沢駅」からタクシーで約10分
・上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から車で約20分
【営業時間】11: 30~13:00、17:30~20:00(冬季は営業時間が変更の可能性あり)
【支払い方法】現金のみ、クレジットカード可
【予約方法】電話、オンライン予約システム
【公式Webサイト】https://www.musaian.com/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/musaian_ikeda
https://www.facebook.com/musaianikeda
軽井沢観光は定番も良いけど知る人ぞ知る穴場もおすすめ!
軽井沢は、旧軽井沢銀座やアウトレットといった有名な観光スポットも魅力的ですが、少し足を延ばすだけで混雑を避けてのんびりと楽しめる穴場スポットもおすすめです。軽井沢へと向かわれる際は、今回ご紹介した自然・文化・グルメの穴場スポットを参考に、ぜひ自分だけの旅の計画を立ててみてください。
新たな発見や出会いに恵まれる、あなただけの軽井沢の旅を楽しんでみましょう。