
花と湖に恵まれた高原リゾート
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ダラット特産のワイン。ぶどうとベリーやストロベリー、黒スグリをミックスしたフルーティーなものが主流。 |
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輸出用の菊、バラ、ゆり、カーネーションなどの生産地として知られ、多くは商社を通して日本へ。 |
こうした街並みの歴史は、統治時代にさかのぼる。当時、フランス人が避暑地として密林であった地をリゾートとして開発。そのため、スイスをはじめとするヨーロッパのリゾートを思わせる風景が再現された。美しく落ち着いた町並みは、アジアとフレンチテイストが融合した日本人が想像するベトナムらしい景観だ。周遊コースの一都市として、または都市滞在を目的としたリピーター、シニア層に勧めるに値する街である。
国際リゾートとして注目
現在、ダラットは国内需要に加えて国際的にも注目を集めている。そのため、政府をあげての観光開発が行われ、ダラット空港から市内への道路の整備がすすめられている。決して良いとは言えない空港から市内まで車で一時間ほどの道のりは、近年中に高速道路となり、アクセスが改善されるはずだ。
2007年には、新しいリゾートホテルや既存ホテルのリノベーションも計画されている。新規の進出としては、エヴァソン・アナ・マンダラがフレンチコロニアルスタイル全室ヴィラタイプのリゾートとしてオープンする。また、既存ホテルでは、ソフィテル・ダラット・パレスは新しいスパや会議室の別棟を建設中だ。
ダラットには、フランスとベトナムを融合した街づくりを維持し保護する法律が存在し、これを遵守しながら開発が活発に進められている。今後、積極的に日本マーケットに対する積極的なプロモーションも始まるだろう。
アクセス

[ ベトナム航空 2006年冬期スケジュールはこちら ]
http://www.vnjpn.co.jp/time/time_kanku_2006.htm