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ヘルシンキ空港拡張、フィンエアーが新ラウンジとスパ開設

  • 2010年2月26日

 ヘルシンキ・ヴァンター空港が2009年12月11日にリニューアルした。利用者の増加にあわせたもので、長距離線用の出発ゲートを増やしつつ、新しいバゲージハンドリングシステムを導入してMCTを維持。同時にフィンエアー(AY)もアジアと欧州をつなぐ戦略の強化のため、同空港にラウンジとスパをオープンした。今後は、強みである欧州への「最速最短」をいかしつつ、さらに以遠への需要取り込みを拡大するねらいだ。ラウンジとスパ、空港内の様子を写真で紹介する。

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インタビュー:フィンエアー経営戦略管理担当副社長ペトリ・コステルマー氏(2010/02/12)

取材協力:フィンエアー

  • AYプレミアムクラスの利用者とFFP会員は無料で、それ以外の利用者も有料で利用可能だ

    ラウンジ入り口

  • 天井が高く、広々とした空間。最大250名を収容可能

    ラウンジ内部

  • 全体的にフィンランドらしい温かみがあるデザイン。随所にコンセントがあり、ワイヤレスLANでのインターネット接続も無料で利用できた

    ラウンジ内のソファ

  • AYのコーポレートカラーである青と白でまとめられたチェア。座り心地も良かった

    ラウンジ内のチェア

  • 空間に余裕をもたせており、ゆったりとした雰囲気。1人でも複数人でも、様々な過ごし方ができそうだ

    ラウンジ内部

  • コールドミールが中心だがスープもあり、同行者の中で人気が高かった

    ビュッフェの軽食

  • 有料のワインやシャンパン、コニャック、カクテルを提供する「VIA BAR」もラウンジ内に設置

    ドリンク類も充実

  • 食器類は、フィンランドを代表するリビングウェアメーカー「イッタラ」の製品を使用

    「イッタラ」の食器類

  • スパは、17歳以下は利用できない。AYのFFP会員は無料で、それ以外の利用者は入場料が必要。また、水着のレンタルは有料だ

    スパ入り口

  • スパ全体がグリーン系の色で統一されている。写真は更衣室

    更衣室

  • スパ中央部は円形になっており周囲に4種類のサウナを配している

    スパ中央部

  • サウナは、伝統的なフィンランドサウナ、スチームサウナ、トルコ風スチームバス、針葉樹の葉やハーブを使用するサウナの4種類。写真はフィンランドサウナ

    フィンランドサウナ

  • トルコ風スチームバス。このほか、フィンランドサウナ、スチームサウナ、針葉樹の葉やハーブを使用するサウナの4種類がある

    トルコ風スチームバス

  • 日本のサウナにあるような水風呂はないが、クラッシュアイスやシャワー、プールが用意されている

    サウナ用アイス

  • ミネラルウォーターのプール。同席したイギリス人記者が、「サンタクロースがこのスパやプールに気付いたら子どもたちのところには来なくなる」と冗談をいうほど快適そうなつくり

    プール

  • スパ内に配置された、日本でも人気の高い巨匠デザイナー「ル・コルビュジエ」のチェア

    スパの名作チェア

  • トリートメントは10分から用意。料金は31ユーロからとやや高めか

    トリートメントルーム

  • 写真のベッドはウォーターベッド。疲れた身体には、横になるだけでも癒し効果がありそう

    トリートメントルーム

  • 出発階の見取り図。主に左上の赤い部分が今回の拡張エリア

    見取り図

  • 今回のリニューアルは利用者の増加に対応したもの。写真は国内線ターミナル。訪れた際も多くの利用者で賑わっていた

    国内線ターミナル