成田、10月の国際線旅客は韓国が3割増、台湾が3年ぶりに減少
成田国際空港(NAA)によると、2016年10月の国際線の方面別旅客数(速報値)は韓国が29.8%増の13万6900人、香港が12.0%増の10万2100人となり、ともに2桁の伸びを示したほか、中東を含むアジア、太平洋、オセアニアも前年を上回った。15年4月にエチオピア航空(ET)が就航したアフリカは37.5%増の1100人だった。
前年を下回ったのは台湾、グアム、中国、欧州で、台湾は1.5%減の11万5100人となり、13年8月以来初めて前年を下回った。NAAによれば、理由は円高やトランスアジア航空(GE)の減便など。GEは週14便で運航していた成田/台北(桃園)線を8月2日からは週12便に、9月1日からは週7便に減便していた。
このほか、グアムは6.1%減の4万1600人、中国は6.4%減の14万6400人、欧州は9.2%減の11万3500人だった。