ハワイアン航空、関空に就航へ、7月からデイリー−年間10万席増へ

  • 2011年2月15日
 ハワイアン航空(HA)は7月、関空/ホノルル線に就航する計画だ。HAにとっては羽田とソウルに続いてアジアで3路線目となる。使用機材はボーイングB767-300ER型機で、座席数はビジネスクラス18席、エコノミークラス246席。年間では約10万席を運航することになり、さらに総座席数294席のエアバスA330-200型機への大型化も視野に入れている。

 HAは、2010年11月に羽田、2011年1月にソウル・仁川に就航したばかりだが、HA代表取締役兼CEOのマーク・タンガリー氏は、「羽田就航の反響は我々の当初の予想をはるかに超えるもの」であったとするコメントを発表。関空線については、関西だけでなく日本国内の各都市、中国や韓国などアジアからの乗り継ぎ需要にも期待。国内については、国内線との同日乗り継ぎも容易になる点をアピールしたい考えだ。

 なお、HAの旅客総代理店であるグローバルサービスは関西圏に営業拠点を設置していないが、現在営業体制を検討しているところという。また、航空券の販売開始時期は近日中に発表予定だ。


▽HA 関空/ホノルル線運航スケジュール
HA449便 HNL 14時10分発/KIX 18時00分着※翌日
HA450便 KIX 21時30分発/HNL 10時50分着
※HA449便は7月12日から、HA450便は翌13日から


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