サウジアラビア 「年間観光客数1億人目標」7年早く達成、1億5000万人目指す
サウジアラビア観光省はこのほど、昨年年間の国内外からの観光客総数が1億620万人を記録したと発表した。19年比56%増、22年比では12%増となっており、17年7月に発表した脱石油依存を図る国としての開発計画「ビジョン2030」にて設定していた「2030年までに年間観光客数1億人」との目標を7年も早く達成した。
また、昨年年間の観光客総数の内、外国人観光客数は19年比56%増、22年比65%増の2740万人となった。
「ビジョン2030」では、観光業のGDP割合を30年までに10%へと引き上げる目標も掲げられているが、昨年の観光消費額は2500億リヤル以上で、GDPの4%以上に達している。
なお、年間観光客数1億人の達成に伴い、同国では新たに「2030年までに年間観光客数1億5000万人」との目標を設定した。