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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報(5/25の状況)

  • 2020年5月27日

 「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

  ■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は、現地時間昨日2020年5月25日時点で3名のまま、全員が自宅隔離で療養中です。(国立大学病院に入院している人は0名)
感染の疑いのある検疫中の人は、現在757名で自宅等で経過観察中です。

 これまで回復した人は累計1,791名で、全人口の16%が検査済みです。

 死亡者数は計10名のままです。

現地時間5月25日の会見には警視正、疫学者、保健局長に加え、法務大臣、厚生大臣が加わり、3月06日に発出された緊急事態宣言が解除されました。

 制限措置も1段緩和され、集会の規模は50名→200名となり、順調に進めば3週間後には200名→500名に緩和される予定です。

このまま収束の状況が続けば、6月15日より入国・検疫制限が大幅に緩和され、現在の14日間の検疫、到着時のPCR検査、健康証明書の提出の3つの選択肢とCOVID19追跡アプリのダウンロードと利用を踏まえ、アイスランドでの旅行が再開される予定です。

 また、さらに予想よりも収束が加速した場合には、上記制約も前倒しで解除される予定です。

  ■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。

 これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。

 これまで検査を受けた累計数は9,178名で、全人口の18%が検査済みです。

 5月08日に感染者がゼロとなった以降、新たな感染者は発生しておりません。

アトランティック航空は、6月01日まで、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間を月・水・金曜の週3便で運航する予定です。なお、5月25日は、計10便の運航をキャンセルしております。

なお、フェロー諸島へは、現時点でデンマーク国籍保有者のみ入国ができますが、6月30日までは特別な理由がない限り外国人の入国は認められず、入国できた場合も14日間の検疫下の経過観察が課される予定です。

  ■ グリーンランド
昨日同様、現在の感染者は1名で、累計の感者数は12名となっています。

 り、首都ヌーク以外で陽性者が出た初めてのケースとなりました。死亡者数累計はゼロです。

キールセン首相は会見で「第一回目の国境封鎖解除は6月15日になる」と発表しており、以後3段階に分け慎重に封鎖解除を進める予定です。

  * 6月15日以降、入国2日前のPCR検査の陰性証明書を搭乗手続き時に提出する。

  * グリーンランド入国後は5日間自己検疫に入り、5日目に再度PCR検査を受け、
陰性であれば自己検疫が終了となる。

  * また、1週間に最大600名の入国を認める。

 というのが第一弾の主な内容です。

またAir Greenlandが6月01日から、コペンハーゲン空港~カンゲルルスアーク空港(SFJ)間を週3便で運航を再開する旨が報じられておりますが、6月01日~15日までの航空券は無料で変更や払い戻しが可能となります。

 なお、旅行者のグリーンランドへの入国は6月15日まで不可となります。

デンマーク政府が第2段階の緩和措置について発表しておりますが、その内容やスカンジナビア航空を始めとする各航空会社の運航情報については、在デンマーク日本国大使館のホームページにてご確認いただけますので、ご活用ください。

 また、スカンジナビア航空の今後の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空、または駐日デンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会