【コラム】「おこもり」経験でポストコロナを豊かに

  • 2020年5月15日(金)

 過去に例を見ない状況となったゴールデンウィークが終了しました。10連休の好況を喜んでいた昨年が遠い昔のようですが、昨年が好調であった分、今年の実績の前年比は惨憺たるものでしょう。また個人的には、ゴールデンウィークが明けたと言っても休業や時短は継続中ですので、なにかが切り替わった感覚は得られていません。

 トラベルビジョンとしては2月末から在宅勤務を始めていて、1日の大半を自宅のなかで過ごす日々も2ヶ月半を超えました。当初は毎日仕事をしていたところから勤務時間も減っていき、3ヶ月前まではごく限られていた「自分の時間」がまとまって手に入った今、生活の様態もずいぶん変わってきています。

 例えば本を読んでみたり海外ドラマを視聴してみたり、あるいはDIYで家の収納を改善したり、今まで以上に料理をしたり、と忙しく過ごしています。特に料理については、妻が医療関係者であるため必然的に私が主担当となり、作り置きで副菜を増やすなどなるべく楽しく健康的な食卓となるよう工夫しているところです。

 こう書くとどうも兼業主夫のような生活で、状況が落ち着いた後に果たして問題なく社会復帰できるのかと少々不安になる部分もありますが、例えば新たに覚えたレシピをコロナが収束したからといって忘れることはないように、この期間に考えたこと、経験したこと、身につけたことはコロナ後にも残っていきます。このような変化はきっと多くの人々が経験されていて、これから社会全体が今回の騒動で得られた気付きをもとに変わっていくでしょう。

 新型コロナウィルスへの対応について、私はここまで大騒ぎをするべきではなかったと依然として信じていますが、そうした変化はなかなか望んでも得られないものであり、その意味では結果として社会の大きなターニングポイントとして記憶されていくことになるように思います。

 この機会に身に付けるという意味では、ゴールデンウィーク前に香港政府観光局(HKTB)から香港スペシャリストの受講を促進するプロモーションのメールを配信しました。お聞きするところによると、想定を超える反響ということで私の立場としても嬉しい限りです。

 また、14日にはオーストラリア政府観光局(TA)のメールも配信しましたが、どうやら業界向けのマーケティング活動は少しずつ動き始めたようです。消費者向けにメッセージを送るのはまだ早いけれども何かしら動きたい、という思いが顕在化してきているわけで、これは旅行会社にとっては大きなチャンスです。

 会社として休業中の社員にオンライントレーニングの受講や諸々の勉強を求めることはできませんし、するべきではないですけれども、個人が研鑽のために時間を使うことも否定はされません。今は、忙しい日々のなかでできなかったことをするチャンスであり、逆に会人にとってはこれほどの時間を使えるのは最初で最後かもしれません。旅行業に関することに限らず、未来につながる何かを少しでも多く身につけていきたいものです。(松本)

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