週間ランキング、1位はHISのJATA離れ、楽天・Booking・Expediaの独禁法違反疑惑も

  • 2019年4月13日(土)

[総評] 今週は、木曜日から土曜日にかけて出張でまったく電波の届かない場所に滞在していたため、当欄の更新とメール配信が1日遅れとなりました。事前にご案内せずに申し訳ありません。滞在施設の説明文にあった「will have little or no mobile phone reception or WIFI」の「little」に期待していたのですが実際にはまったくなく、ある意味で貴重な体験となりました。詳細はまた後日お伝えします。(自分にとって都合の良い方を当てにしてはいけないという教訓を得ました。)

 さて、今週配信したメールニュースのクリック数が最も多かったのはエイチ・アイ・エス(HIS)が日本旅行業協会(JATA)と距離を置いた記事でした。2位に入った楽天とBooking.com、Expediaへの公正取引委員会の立入検査も目を引く内容で、なかなか「濃い」ランキングです。

 まずHISについては以前から噂は聞いていましたが、噂どまりでしたので率直に言って驚くとともに、噂から記事ネタを拾えなかった自分を悔やんでもいます。

 それはさておき、個人的には驚きはしたもののネガティブな印象というより、どちらかというと喝采を送りたい気分でいます。旅行会社はすべからく日本旅行業協会(JATA)または全国旅行業協会(ANTA)に加盟しなければならない、なんてことはないわけです。

 もちろん、どこにも所属しないで、消費者保護など足並みを揃えなければならない部分までないがしろにするような「“野良”旅行会社」になっては困りますが、それはきっとないでしょう。JATAの協力会員として籍は残すということで、縁が切れるわけでもありません。

 ただ、しばらくしたら楽天などが立ち上げた新経済連盟のように「第2JATA」を作るのではないか、という予測もできなくはなく、というか期待したくなる部分もあり、まあ実際には可能性は低いような気もしますが、勝手に想像してしまいます。

 HIS従業員以外の方々は、「またHISが」というような感想を持たれているかもしれません。私がトラベルビジョンに入社してからの10数年間で、私の目の前でHISを「鼻つまみ者」的に扱った業界関係者も少なからずおられました。

 そうした方々の多くは一定以上の年齢の方々で、初期の軋轢などを忘れられないのでしょうけれども、HISは創業から40年近く経ち、今や東証一部で時価総額が3000億円近い企業となっているわけです。であるにもかかわらず、未だにそうした心情を隠した人々が業界内に少なからずいるとすれば、その業界を代表する団体であるJATAにコミットする必要は感じないだろうと思ってしまいます。

 社会人と職場の関係に置き換えて考えると、職場から異端児がいなくなって雰囲気は平和になるかもしれないけれども、当人は別の場所でのびのびとして成功を収める、というようなことがあり得る気はしないでしょうか。まあ同じ例えでいけば、最近はHISでも若手からは異端児らしさを感じにくくなっている気もしますが。(若手の皆様が「そんなに波風立てないで…」と思っているとしたら、それはそれで面白く感じます。)

 また、2位の公取委によるOTAへの立入検査はレートパリティに関わるもので、海外では規制が進んでいる様子でもあり、唐突感はあるものの世界の潮流に沿うもので歓迎して良いのではないでしょうか。

 ただし、人の振り見て我が振り直せという言葉もある通り、従来型の旅行会社が競争を阻害するような振る舞いをしているとすれば当然同じそしりを免れません。膿があるなら同時に出てほしいと思うところです。(松本)

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