全日空、B787不具合で国内線を一部欠航、29日に詳細

  • 2016年8月28日(日)

NHのB787型機の初号機(2011年9月撮影)  全日空(NH)はこのほど、同社が保有するボーイングB787型機のエンジンに不具合が見つかったことを受け、9月末までエンジンの交換や整備のために国内線の一部を欠航すると発表した。26日は羽田/伊丹、福岡、広島線で計9便を欠航。影響は3110名におよび、1日で5500万円の減収を見込むという。すでに27日、28日、31日の3日間について計9便の欠航を決めており、9月以降については8月29日に詳細を発表する。

 NHによると今回の決定は、8月20日の羽田発宮崎行きNH609便で離陸直後にエンジントラブルが発生し、羽田に緊急着陸した事案を受けたもの。調査の結果、使用機材のB787型機に搭載していたロールスロイス社製のエンジン「トレント1000」のタービンブレードの一部が腐食し、破断していたという。B787型機における同様のトラブルは、今年2月の成田/クアラルンプール線、3月の羽田/ハノイ線でも発生していたが、国内線で発生したのは今回が初めて。国際線の2例についても発覚直後に整備作業を実施したという。

 NHはB787型機のローンチカスタマーで、このほど50機目を導入したところ。国際線では37機、国内線では13機を使用している。今回の整備対象は国内線13機のうちの5機で、エンジンの交換を実施する予定。残りの8機については「安全上の問題はない」としている。

 本誌の取材に応えたNHは、今回の件について謝罪するとともに「今後の欠航便をなるべく少なくするため、機材繰りなどの調整をおこなっている」と説明。27日は羽田/伊丹線で3便を欠航するとともに、羽田/山口宇部線で2便について20分以上の遅延を決定。28日は羽田/伊丹線で2便の欠航と、羽田/広島線の2便の遅延を決定した。31日は羽田/福岡線で2便の欠航、羽田/熊本線で2便の遅延を決めた。29日と30日は欠航・遅延はない。

 27日から31日までの9便の欠航では、約2300人に影響が出る見込み。NHは欠航便の搭乗者を対象に、便の変更や航空券の払い戻しを無料で受け付けている。受付期間は変更の場合は予約便の出発前まで、払い戻しの場合は出発予定日から10日間とした。

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