中部、15年度上期は営利3割増、物販好調-通期は上方修正

  • 2015年11月19日(木)

 中部国際空港の2015年度3月期中間期(2015年4月1日~9月30日)の連結業績で、売上高は前年比14.3%増の273億900万円、営業利益は28.8%増の41億3500万円、経常利益は41.3%増の35億6400万円、中間純利益は56.6%増の23億3300万円となった。売上高、営業利益、経常利益は中間期としては4期連続の増加。中間純利益については過去最高益を更新した。

 同社代表取締役副社長の各務正人氏は11月18日の決算発表会見で、訪日外国人旅行者の増加や、それに付随する商業事業の好調などが業績を牽引した旨を説明。「中期経営戦略の初年度として、まずはしっかりとした一歩を踏み出せたのでは」と振り返った。営業費用は12.1%増の231億7000万円となったが、増加分の約9割は商業事業の売上増に連動した仕入れ費用の増加によるものだという。

 売上高のうち空港事業は、1.4%減の128億9000万円だった。国際線は中国線を中心に新規就航と増便が相次ぎ3000万円の増加。一方で、国内線は機材の小型化などにより2億7000万円減少し、その他が5000万円増となった結果、全体では1億8000万円の減収となった。国際線の旅客数は2.9%増の235万人。国内線は売上高が減少したものの、LCCの増加や「この地域の国内線需要の底堅さ」(各務氏)などから、2.0%増の283万人だった。

 航空機発着回数については、国際線は春秋航空(9C)の就航など、中国系航空会社を中心に多くの新規就航や増便が実現したことにより、4.8%増の1万7000回に増加。国内線はLCCの増加や一時的に減便していたスカイマーク(BC)の復便などにより、0.2%増の2万9000回と微増した。

 商業事業は急増する訪日外国人旅行者の急増により免税店の売上高が過去最高を大幅に更新したことなどから、37.9%増の131億9000万円となった。一方、駐車場運営などの交通アクセス施設事業は1.4%減の12億2000万円だった。

 通期の業績予想は上方修正し、売上高は前年比10.4%増の544億円、営業利益は11.1%増の63億円、経常利益は18.0%増の51億円、純利益は12.1%増の31億円とする。当初予想比はそれぞれ9%増、9%増、13%増、19%増。

 旅客数については、国内線は当初予想比10万人減の550万人と予想した一方、国際線は12月のVエアー(ZV)やジェットスター・ジャパン(GK)の台北線就航などによる需要増が見込めることから、30万人増の480万人と予想した。各務氏は、これまで中部の国際線は中国や香港などを中心にネットワークを拡大してきたが、急に台湾線の新設が続いたことで「潮の変わり目」を迎えているとし、期待を示した。

 各務氏はそのほか、同社が検討の課題としてきた新たなLCC専用ターミナルの新設または既存ターミナルの整備などについて、15年度内に一定の方向性を示す考えを示した。エアアジア・ジャパンが今春から中部を拠点に運航を開始することなどを踏まえて、検討を加速化するという。

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