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小型船クルーズ4社、スモールシップアライアンスを創設−まずは認知向上

  • 2010年7月26日
 小型船でのクルーズを扱うオーシャンドリーム、メリディアン・ジャパン、ティーアンドティー、マーキュリートラベルはこのほど「スモールシップアライアンス」を創設した。4社共同でプロモーション活動を実施し情報発信力を強め、認知向上をはかる。

 マーキュリートラベル代表の東山真明氏によると、リバークルーズや帆船、ヨットなどの小型船を利用した「スモールシップ・クルーズ」は欧米では富裕層を中心に人気が高いが、日本では旅行会社を含め認知が低く、クルーズのヘビーリピーターが利用するにとどまっているという。

 4社はそれぞれユニワールド、スター・クリッパーズ、オーシャニア・クルーズ、カンパニー・デュ・ポナンを取り扱っているが、「ジャンルをメジャーにしないと(取扱いが)広がらない」との考えから、まずはスモールシップ・クルーズ自体の認知向上をめざす方針だ。

 今後は消費者や旅行会社を対象にセミナーを開催する予定。ニュースレターの配信や旅行会社に対し自社サイトで利用できるコンテンツの提供も実施していくという。