クルーズ・バケーション、サン・プリンセス横浜初寄港でセミナーを開催

サン・プリンセスは1995年に就航した、総トン数7万7000トン、乗客定員1950人の中型客船。就航当時は、パナマ運河を通航できる最大の客船として話題を呼んだ。船内はチーク材や真鍮、本革などの天然素材をインテリアの一部としてふんだんに使い、高級感を感じる造りとなっている。また、世界で初めてメインダイニング以外に24時間オープンのサブ・レストランを設置し、好きな時間に。好きな席で、好きな人と食事ができる「パーソナル・チョイス・ダイニング」を実施。これは他社も追従しており、現在はクルーズ界の主流となっている。
また、サン・プリンセスではバルコニー付き客室の数を大幅に増やしており、全975室ある客室のうちアウトサイドの客室が603室、そのうちバルコニー付きが410室にもおよぶ。現在、P&Oグループの一員であるP&Oオーストラリアによる運航でオーストラリアを拠点にしたクルーズをおこなっており、今回はアジアクルーズの途次、寄港。2011年も3月5日にシドニーを発ち、日本では長崎、大阪、東京へ寄港する43日間のアジアクルーズを行う予定で、今後プリンセス・クルーズはオーストラリア拠点のクルーズに注力していくという。また、4月には映画や音楽が楽しめる屋外の巨大スクリーン「ムービーズ・アンダー・ザ・スター」を接地するなどのリノベーションを実施する。