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タイ国際航空、関空/バンコク線の深夜便をデイリーで再開−3月29日から

  • 2009年3月2日
 タイ国際航空(TG)は3月29日から、関空/バンコク線の深夜便の運航をデイリーで再開する。TGでは2008年12月5日から同路線の深夜便を運休、週21便から週14便に減らして運航しているが、「関空/バンコク線の直行便が現在は1日1便のみで混んでいる状況。キャパシティをもとに戻す必要がある」と理由を説明。また、関空発深夜便が10年ほど前から運航していたという実績もあり、パッケージツアーでの取り扱いも好調でマーケットに定着していたという。4月から全国的に開始するキャンペーン、「THAI BARGAIN!」などで需要喚起や商品造成を促進していく。

 一方、中部/バンコク線の深夜便は夏期スケジュールにおいても引き続き運休となる。TGでは、「デモや空港閉鎖などが起こる前の8月のロードファクターは約70%と好調だった。需要がなかったのではなく、まだ再開する時期ではない」との考え。さらに、関西圏のマーケットは名古屋の2倍といわれており、マーケットの規模が違うため供給量に差が出ることも説明した。


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