ジェットスター、日本就航一周年−今後は独自色を強く、787型機導入が鍵

  • 2008年3月25日(火)
(大阪:宮田麻未) ジェットスター航空は3月25日、日本就航一周年を迎える。大阪では、アメリカ村三角公園でサーフィンコンテスト、1周年バースディパーティなど、記念イベントを開催する。これに先立ち24日、JQ日本支社長の片岡優氏は、「大阪/ブリスベン/シドニー線は、就航以前に社内で設定した目標を10%以上も上回る搭乗率を記録。ケアンズ線についてもほぼ予定通り」と順調さをアピールし、今後はボーイング787型機の導入をはじめ、日本市場の拡大に向けた意欲的な姿勢を表明した。

 JQは就航一周年記念で、タレントのベッキーさん、佐藤唯さんを起用したテレビコマーシャルを作成し、関西、中部地域で「Let’s 豪 Adventure!」として新たな広告展開を進めている。このキャンペーンでは、航空会社だけではなく、ディスティネーションとしてオーストラリアの魅力を紹介、年代を超えたファンを集めるベッキーさんの明るく楽しいイメージが強調している。

 この広告キャンペーンに連動し、1周年特別運賃の販売を開始。こうした特別運賃の設定で、市場の関心を高めるのがJQの販売手法だが、日本市場への対応としてジェットスターホリデーズの設立といった施策を展開してきた。片岡氏は「ジェットスターホリデーズのコールセンターは24時間無料で予約を受け付け、日本語で対応できる日本語を話すスタッフを常時、配置している」と市場への対応力を強調。これにより、ジェットスターホリデーズでの直販は、日本路線の15%と高い比率を示している。ただし、片岡氏は「直販で15%は少ない。将来はこの比率を高めたい」として、顧客へのアプローチで今後、工夫をしていく考え。その一方、旅行会社での販売が大半を占め、引き続き「旅行会社との関係を大切にしたい。直販とのバランスをとることが、これからのチャレンジ」とも語る。


▽B787型機の関空初乗り入れはジェットスター!?

 JQは日本路線の機材で、ロゴに「A Qantas Group Airline」の文字を加え、カンタス航空グループの企業イメージを積極的に取り入れてきた。単に低運賃だけでなく、付加価値の高さを訴える方向性を打ち出している。こうした方針を踏襲する一つとして、新機材の導入を位置づけている。運航開始からエアバスA330-200型機を使用しているが、2009年にはボーイング787-8型機を導入し、イメージを刷新する予定だ。片岡氏は「カンタス航空グループは、B787型機を65機発注している。このうち、最初の15機はJQが使用する。このため、関空への就航は来年の3月から4月をめどに、できるだけ早期に就航したい」という。関空へB787型機の就航は、JQが最初となることも視野に、「報道でも取り上げられるよう、就航記念イベントなどを企画したい」と考えを披露する。

 新機材だけでなく、サービス面でも格安航空会社(LCC)の「イメージから抜け出したい」という。エコノミークラスはJQから購入する場合、食事のあり、なしを選択でき、食事ありの場合、和食、洋食、ベジタリアン食と3種類から選べる。プレミアムエコノミーの「スタークラス」は全席食事つきだが、近く新たにアップグレードした食事を提供する予定だ。これは、オーストラリアのスター・シェフの一人、ニール・ペリー氏が監修し、日本路線のメニュー作りを進めている。片岡氏は「通常の航空会社のサービスとLCCの中間を目指していきたい」と、今後のJQのサービス体制の方向性を示した。さらに「直販で食事なしを選択しても、機内に飲み物、食事を自分で持ち込むことができるなど、細かい情報を今後は十分、広めたい」と述べ、学生旅行をはじめ、価格重視の客層には、直販以外に旅行会社と提携した「食事なし」プランの拡大を計画している。


▽今後の路線展開−鍵はB787型機の導入

 JQは2008年度上期、関西/ブリスベン/シドニー線、関西/ケアンズ線、名古屋/ケアンズ線を運航。今期の新規就航はない模様だが、「2009年の新機材導入で、日本国内の別の路線も検討したい」(片岡氏)という。QFは札幌の運航を現在は運休しており、関東以北への(就航)可能性も大きい」と路線拡大への認識を示した。

 今期の営業方針は、4月以降の海外旅行者数に伸びが見られないことに懸念しつつ、「燃油サーチャージ額が航空会社別に異なることは十分に知られていない」とし、「2008年4月以降の燃油サーチャージ額は94米ドルに設定する申請をしている。他社の半分以下の設定で、お客様に料金設定の違いを知ってもらえるようにしたい」とJQ独自の企業努力を武器にしていく。

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